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2021年08月04日01:22

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「皇帝」習近平は始皇帝でも成しえなかった領土拡大を目指す

「皇帝」習氏が見せた危険な予兆 E・ルトワック氏
2021/8/3 07:00

バイデン米大統領が就任して6カ月が過ぎた。私はバイデン氏が中国政策に関し、トランプ前政権の路線を完璧に継承するだろうと予測していた。実際、バイデン政権下で他の政策が大きく変化しても、中国政策だけは揺るがなかった。米国の世論を反映し、現政権の対中政策は以前にも増して厳しくなっている。

これは米国だけの現象ではない。スウェーデンやインド、オーストラリア、英仏といった国々も対中関係について否定的かつ悲観的になっている。中国が変貌したことが、こうした現象を引き起こしている。

中国における変化の一つは習近平国家主席に対する「カルト的個人崇拝」がこの6カ月間だけを見ても激しさを増し、悪質さを増していることだ。

中国紙には連日、習氏を「勇敢だ」と称賛する記事が載っている。また、習氏の決断の下、チベット自治区では独自の文化を薄めることを狙った「中国化」政策が推し進められる一方、広東省でも広東語でなく北京語の使用が強制されようとしている。広東文化圏の一部である香港も習体制によって粉砕された。

習氏は中国を漢民族の国として一体化しようとしている。漢民族でない人は漢民族化しなくてはならない。反論は許さない。意見表明できるのは習氏だけだ。

もう一つ、文化面での現象とは別に、現状に直結する現象が起きている。

習氏は今年に入り、人民解放軍向けの演説で「いつでも戦争できるよう準備しておかなくてはならない」と何度も表明している。

中国には長年の一人っ子政策のせいで子供を戦地に送れる余裕はない。また、中国人は歴史的にみて優れた戦士といえない。にもかかわらず、習氏がこのような演説を繰り返すのはなぜか。
◇
中国は国内を5つの地域に分け、戦区と呼ばれる統合作戦指揮組織を設けている。このうち、インドと国境を接する西部戦区の傘下組織である西部戦区陸軍の司令官だった徐起零氏が最近、西部戦区司令官に突然、昇格したことに注目する必要がある。

徐氏は昨年6月、中国とインドが国境を争うヒマラヤ山岳地帯で中印両軍が衝突し、インド側に複数の死者が出た事件で中国軍を指揮する立場にあった。

徐氏は自身の判断で部隊を前進させて事件を引き起こし、インド兵を殺害した。徐氏は罰せられないどころか、上将に昇進し、戦区司令官の座に就いた。

習氏が全軍に発したメッセージは、相手が日本人であれ誰であれ、事件を起こして相手を死亡させれば昇進するということだ。

習氏は中国軍に戦うことを望んでいる。これからも同様の事件が多発する可能性は高いだろう。最近も中国軍がタジキスタン領内に侵入した。ブータン領内では建物を建設している。

日本に対しても尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺での中国の公船や漁船による活動が激しさを増している。徐氏のように昇進を望む中国軍幹部が事件を引き起こす恐れは十分にある。

同時に、尖閣諸島が中国に占拠された場合、米国が日本を支援することはあっても、決して直接介入はしない。尖閣に上陸した中国の民兵を排除するのは日本の責任だ。米国が日本を守り、日本は尖閣を守る。この点は明確だ。米国の役割は、日本への報復行動を抑止することにある。
◇
米国および同盟諸国は、習氏を「危険な指導者」と見なし行動している。バイデン氏は、同盟諸国を分断させたトランプ前大統領に比べ、同盟諸国を糾合するのに有利な立場にある。

日本は、トランプ氏が関係を緊密化させた唯一の同盟国で、バイデン氏もその関係を受け継いでいる。

菅義偉(すが・よしひで)首相は政治的才能を有していると思う。就任後初の外遊先にベトナムを選び、防衛装備品の移転をめぐり合意した。昨年11月のオーストラリアのモリソン首相との会談では、自衛隊と豪軍の共同運用と演習を円滑にする「日豪円滑化協定」で大筋合意した。非常に戦略的な行動だ。菅首相のことを「戦略的首相」と呼んでいいだろう。

一方で、中国との対決をバイデン氏が言うように「民主主義対非民主主義」のような図式でとらえることには強く反対する。これは民主主義諸国対独裁体制の戦いではなく、「習近平の中国」との戦いだ。共産主義体制のベトナムを含め、中国に席巻されることを忌避する国々による戦いなのだ。(聞き手 黒瀬悦成)
https://www.sankei.com/article/20210803-6W27EUI5VROK3EHMKTSFKCKL6Y/
>習氏は中国を漢民族の国として一体化しようとしている。漢民族でない人は漢民族化しなくてはならない。

始皇帝は文字の統一は成し得ましたが、漢民族を象徴する儒教は、焚書坑儒で弾圧しました。
心の有り様など如何でも良かったのです。
皇帝習近平は、始皇帝以上のことを実行しようとしています。
ウィグル人の虐殺は、いずれ香港人や台湾人にも及ぶでしょう^^;

>尖閣に上陸した中国の民兵を排除するのは日本の責任だ。

当然です。
中共軍は、敵を殺す事で昇進出来ると考えており、話し合いに応じる事はありません。
実効支配を明確にするしか方法はないのです^^;

ロシア国境を除く全方位に着々と侵攻準備をしている中共軍に、米国が政権交代しても政策を変える事はないでしょう。
変えれば、太平洋を奪われますから^^;
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