昨日開かれた、
国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)、
東京都、政府、組織委員会による組織委員会やIOCなど5者による会談で、
オリンピックの国内の観客は、
全会場の上限を収容定員の50%以内で1万人を原則とすることに決まりました。
先日の18日には、新型コロナウイルス感染症対策分科会の
尾身茂会長ら専門家の有志が、
「無観客開催は、会場内の感染拡大リスクが最も低いので、望ましい」とする
提言を発表していますが、これとは相容れない形での決着になりました。
その上、組織委員会は、
観客と大会関係者は別扱いだとの奇妙な論理を持ち出し、
すべての会場で来場者が観客の上限を上回る可能性があると言いだしています。
大会関係者とは、IOCや国際競技団体に加え、
スポンサー企業などの招待客の事のようです。
特に、2万人以上が来場すると見込まれていた開会式は、
観客を再抽せんによって1万人としたうえで、
大会関係者の人数を減らす調整を続けるとの事ですが、
結局のところ何人になるのかは分かりません。
また、子供たちに観戦機会を提供する「学校連携観戦チケット」も、
観客上限の別枠とするとの考え方も示しています。
要は上限の1万人とは、抽選に当たってお金を払い込んだ人との事のようです。
辞書で「観客」を調べると、「映画・演劇・スポーツなどの見物人」と出て来ます。
お金を払ったか払ってないかは問題ではなく、
その場で観ている人を普通「観客」と言うのだと思っていました。
音楽会などで、演奏者や切符切りの人、
客の誘導を行う人が観客でないのは分かります。
しかし、観客席にいる人は全て観客だと思うのですが。
しかも、上限とは、それ以上ないとの日本語ですが、
上限1万人と言いながら、これを超える可能性があるのは、
明らかに国民の目を胡麻化そうとしているような気がします。
考えてみると、今回の東京オリンピックは、
安倍前総理の「アンダーコントロール」発言で世界各国を胡麻化し、
開催直前になっても国民を胡麻化そうとしているように感じます。
新型コロナウイルス対策として、政府は国民に多大の我慢を強い、
生業で大きな影響を受けている人も数多くいます。
自ら上限1万人と言いながら、自らそれを破る政府や組織委員会を見ると、
政府の要請などに従わない人が出て来ても不思議ではないような気がします。
【今日の一句】
うまく出し 乳房をもんで 牛の乳
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