政治の世界と言っても、栃木県内のローカルな話です。
しかし、有名人も登場しますし、
妙な経過だなぁと感じたので、書いて置く事にしました。
栃木県の小選挙区は5つあります。
宇都宮市を中心とした1区は、自民党の船田元議員で、
奥さんの船田恵(旧姓畑)さんが高校野球で有名な作新学院の理事長をしています。
恵さんは、元NHKのキャスターなどを務め、参議院議員でもありました。
鹿沼市や日光市、さくら市などの2区は、
元栃木県知事で、現在立憲民主党の福田昭夫議員が出ています。
那須塩原市、大田原市、矢板市などの3区は、
先日LGBTに関する発言で物議を醸した自民党の簗和生議員です。
真岡市、小山市、栃木市などの4区は、現在自民党の総務会長を務める
佐藤勉議員です。
佐野市と足利市、栃木市の一部の5区は、外務大臣の茂木敏充議員です。
上記のように2区は立憲民主党ですが、
かつては、農林水産大臣を務めた西川公也氏が選出されていました。
福田昭夫議員との何度かの選挙で争い、2017年の総選挙で落選しました。
その後、内閣官房参与に就いていましたが、
昨年のアキタフーズからの献金問題で、12月に辞任しています。
自民党としては、2区の議席を奪還するのが、至上命題なのですが、
西川氏は78歳ですから、その後継者を公募制で選ぶ事になりました。
西川氏の長男の鎮央氏は、現在県議会議員を務めていますので、
僕は、鎮央氏が親の地盤を引き継いで後継者になるのかなと思っていましたが、
公募制の募集期間に、
小山市を地盤とした県会議員の五十嵐清氏が名乗りを上げました。
五十嵐県議は、51歳ですが既に5期県議を務め、議長にもなっています。
あれ?どうなるのかなと正直に思っていました。
公募制には18人が名乗り上げたと報じられています。
自民党県連では、県連幹部や業界団体の代表者などからなる選考委員会を設置し、
書類審査や面接などを行いました。
その結果、県連は五十嵐氏を擁立する事で昨日決定したと報じられています。
西川公也氏は、現在自民党の2区の支部長を務めていますが、
長男を擁立させたいのは当然の事で、
昨日の選挙対策本部会議に出席し、
「地元の意向が反映されていない」などと批判し、
党員投票の実施を求めたとの事ですが、
県連会長の茂木外務大臣は、自民党本部への公認申請には、
西川氏らの意見を付記すると説明したと報じられています。
西川氏は、内閣官房参与を務めていた位ですから、菅政権に近い存在です。
現在の福田議員は、知事の前に旧今市市長を務めていたので、
強固な地盤があります。
とかく金権イメージが付きまとう西川氏の長男では勝てないと見たのでしょうか?
五十嵐県議は、国会議員の秘書から県議になった人で、
国政への意欲が強いのかも知れませんが、
既に住まいを日光市に移したとも以前報道がありましたので、
並々ならぬ覚悟のような感じもします。
五十嵐県議擁立の決定は非常にスムーズに運んだ感じがしますので、
どのような政治的な力学の中で決まったのか気になる所です。
栃木県は元々保守系の強い地域ですから、
県内の5つの小選挙区では、
野党候補が勝つとすると、この2区と都市型選挙になると言われる1区だと思います。
3区は、渡辺美智雄の息子の渡辺喜美参議院議員の動き方次第かも知れません。
しかし、現在の菅総理の不支持率の高さが、どのように影響するのか、
4区5区でも波乱が起きる可能性もないとは言えません。
すべて、これからの状況次第なのかも知れません。
なお、明日は所用のため、日記などを休ませて頂きます。
お含みおき下さい。
【今日の一句】
使ってた 道具も今は 役立たず
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