大人の休日俱楽部パスの最終日、11月29日は、新潟県に行って来ました。
江戸時代末期から明治の初めにかけて、新潟県で作品を作っていた
彫り物師の石川雲蝶の名前をここのところ何度か聞きました。
「何でも鑑定団」の中島誠之助さんがNHKの番組で、
雲蝶の作品を観て、「越後のミケランジェロ」と言ってから
有名になったのかも知れません。
最近は、日本のミケランジェロとも呼ばれているようですが。
雲蝶の作品は、農村の寺院に残されているものが多く、
公共交通機関では観て回るのが難しいかなと感じていました。
以前、宇都宮からのバスツアーもありましたが、
日程が折り合わず行けませんでした。
少し前に、雲蝶の作品をめぐるツアーを、
NPO法人の六日町観光協会が行っているのを知りました。
前回の大人の休日俱楽部パスの期間で行ってみようかと思ったのですが、
この時は、ツアーの予約が取れませんでした。
今回、この予約が取れたのが、新型コロナウイルスの感染予防が言われている今、
敢えて出掛ける事にした理由の1つです。
予約した時に懸念した事がありました。
昼食付きのツアーなのですが、あの辺はマイタケの産地です。
もしマイタケご飯などが出たら大変だと思って、
アレルギーがある旨話をしたのですが、
快く対応してくれたので、行く気持ちが強くなりました。
雲蝶ツアーは下記の通りです。
https://muikamachi.jp/info/2020untyou-bustour/
この日は、午前9時20分に上越新幹線の浦佐駅に着いて、ツアーに参加しました。
マイクロバス1台に12人ほどの参加者でした。
ツアーガイドは、中島すい子さんでした。
この方は雲蝶専門のツアーガイドを8年もやっていて、
「私の恋した雲蝶さま」との本も出版され、
南魚沼雲蝶会を組織して、その会長をなさっているとの事です。
最初に行ったのが永林寺でした。
永林寺は、500年余り前に創建され、
徳川家康の孫松平忠直、その子松平光長の香華所として
本堂建築が認められたと言う古刹です。
雲蝶は、この寺に13年間留まって本堂の建設や彫刻を行ったとの事です。
内部の写真を撮る事が出来ませんでした。
新潟県の観光案内に写真が出ていますので、ご覧下さい。
https://niigata-kankou.or.jp/spot/8330
永林寺から西福寺に行きました。
ここの開山堂に、雲蝶が6年かけて製作したと伝えられる、
5.5m四方の「道元禅師猛虎調伏の図」を有しています。
この寺も堂内撮影禁止でした。
下記に写真が載っていますので、ご覧下さい。
https://niigata-kankou.or.jp/spot/8332
西福寺から昼食会場のレストランに行きました。
美味しいステーキの昼食で、マイタケは出ませんでした。
レストランの駐車場から、越後の名山八海山が見えました。
雪を被って綺麗でした。
レストランから穴地十二大明神に行きました。
この神社は、農村のどこにでもある、地域の人に守られた神社の感じでしたが、
雲蝶が彫刻を残していました。
ここは写真が撮れました。
大明神から龍谷寺に行きました。
この寺院は、1760年(宝暦10年)に再建された本堂が、
豪雪地帯における代表的禅建築として有名で、
慈雲閣観音堂はインドグプタ王朝様式を取り入れて
1965年(昭和40年)に完成したとの事です。
ここも堂内撮影禁止でした。
https://niigata-kankou.or.jp/experience/11984
この後、酒造メーカーの八海山が営業している「魚沼の里」に寄って、
ツアーは終わりました。
「魚沼の里」は、綺麗な施設でしたが、小父さん向けではないような感じでした。
この地域は日本でも屈指の豪雪地帯です。
家の作り方、雪囲いなど、独特な風景を観る事が出来ました。
ツアーガイドの中島さんが、実に詳しく説明してくれました。
江戸で生まれた雲蝶が越後に来た経緯、
女性の好み、自己顕示欲の強い人だった事など、
なるほどと思いながら聞いていました。
建物の建設や絵画、障子の桟など、彫刻に限らぬ才能を発揮した人だったようで、
とても興味を感じました。
彫刻は欄間が多く、装飾性の強い作品が多いと思いました。
これまで神社仏閣に行っても、建物が主になって彫刻には目が行きませんでしたが、
彫刻を観るのも良いかなぁと思いました。
今回、福島県はともかくとして、
朝倉文夫、佐藤忠良、舟越保武、そして石川雲蝶と
彫刻を多く観たなぁと思いながら帰って来ました。
4日間お付き合い頂き、有難うございました。
最終日に僕が撮った写真もアップしましたので、宜しければご覧下さい。
http://photozou.jp/photo/album/2882708
明日は所用により日記などを休ませて頂きます。
お含みおき下さい。
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