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2020年10月20日21:10

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政治家の覚悟・・・

 今日、菅総理が執筆した「政治家の覚悟」が文藝春秋から刊行されたとの事です。
 この本、自民党が野党と時代だった2012年3月に刊行した
 単行本「政治家の覚悟」を改訂した新書版です。
 この本について、昨日毎日新聞が報じていました。
 菅総理は12年の単行本で、
 旧民主党政権が東日本大震災時、
 会議で十分に議事録を残していなかったことを批判し、
 「千年に一度という大災害に対して政府がどう考え、いかに対応したかを検証し、
  教訓を得るために、政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、
  議事録は最も基本的な資料です。その作成を怠ったことは国民への背信行為」などと
 記していたとの事でした。
 しかし、今回の新書版では、
 この公文書管理の重要性を訴える記述のあった章などが削除され、
 官房長官時代のインタビューなどが追加されていると報じられています。

 菅総理が官房長官を務めていた時に、
 学校法人「森友学園」への国有地売却問題や
 総理大臣主催の「桜を見る会」問題を巡り、
 政権に都合の悪い公文書や記録が改ざんされたり、廃棄されて来ました。
 新型コロナウイルス対策を話し合う会議でも、
 発言者や発言内容の詳細が分かる議事録を残していません。
 官房長官は、政権の中枢にいた訳ですから、
 一連の公文書問題でも中心にいたはずです。
 とても、この章は残せなかったのでしょうね。
 改訂版で章を削除した事が、公文書問題はクロとの印象を持ちます。

 菅総理の「政治家の覚悟」が、どのようなものか興味がない訳ではありませんが、
 とても読む気にはなりません。
 でも、この本は売れるでしょうね。
 自民党や支援組織が大量に購入して、支持者などに配りそうな気もしますし、
 色々恩恵を受けている企業などが購入して、印税が総理の懐に入るのかも知れません。
 今回、毎日新聞が取り上げたことで、良い宣伝になったかも知れません。
 なお、ヤフオクでは、単行本の方が出品されていて、
 定価を上回る金額が付いています。


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