中国GDP、3・2%増 4〜6月、プラス成長に2期ぶり転換
2020.7.16 11:18
【北京=三塚聖平】中国国家統計局が16日発表した2020年4〜6月期の国内総生産(GDP、速報値)は、物価変動の影響を除く実質で前年同期比3・2%増だった。1〜3月期は6・8%減と四半期の記録がある1992年以降で初のマイナスだったが、2019年10〜12月期(6・0%増)以来のプラス成長に戻った。国内で新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めが掛かり、政府主導で経済活動の再開を進めたことが回復を牽引(けんいん)した。
多くの市場予測を上回る回復だったが、20年上期(1〜6月)で見ると前年同期比1・6%減だった。5月下旬に開かれた全国人民代表大会(全人代)では、経済の先行きが不透明だとして20年通年の成長率目標の設定を見送った。
同時に発表した1〜6月の主要経済指標を見ると、工業生産は前年同期比1・3%減で、1〜3月(8・4%減)から減少幅が縮小した。企業の設備投資を含む固定資産投資は3・1%減と、1〜3月(16・1%減)から大幅に回復。一方で、消費動向を示す小売売上高は11・4%減で、1〜3月(19・0%減)からは回復したものの依然2桁台の減少が続く。消費の回復スピードが生産や投資と比べて鈍く、消費者が警戒を解いていないとみられる。
中国政府は消費喚起やインフラ投資の拡大といった景気刺激策を打ち出すが、今後の足かせになりそうなのが輸出だ。各国での感染拡大による世界経済の悪化が輸出の回復を遅らせており、1〜6月の輸出(ドル建て)は前年同期比6・2%減とマイナスが続く。
さらに、中国が6月末に香港国家安全維持法(国安法)の施行に踏み切ったことで、貿易摩擦がくすぶる米国などとのさらなる関係悪化も見込まれ、中国経済を支える貿易へ影響を与えることが懸念される。
統計局の劉愛華報道官は16日の記者会見で「今年前半、中国経済は新型コロナがもたらしたマイナス影響を次第に克服した」と強調した。その上で、海外での感染拡大を挙げて「外部リスクの試練は明らかに増えており、国内経済の回復はいまなお圧力に直面している」と指摘した。
■中国GDP、内憂外患で回復スピード減速へ 東京財団政策研究所主席研究員の柯隆(か・りゅう)氏
中国経済をめぐっては、内部環境も外部環境も共に課題を抱えている。そのため今後、回復スピードは落ち込んでいくとみられる。
外部環境では、中国が依存してきた米国や欧州連合(EU)との貿易の変調がある。欧米で新型コロナウイルス流行が終わっていないことが大きいが、中国と米・EUとの関係が悪化していることも影響している。香港問題などで中国の印象は悪くなっており、オーストラリアやインドなどもチャイナ・リスクを改めて意識している。だが、中国側は状況を改善させるサインを出しておらず、事態の好転は期待しにくい。
内部環境の課題として懸念されるのは中小企業だ。新型コロナで中国全土の中小企業は苦境に陥り、このままいくと営業停止や経営破綻に追い込まれる恐れがある。苦しいのは日本も同じだが、持続化給付金といったセーフティーネット(安全網)がある。中国ではそうした仕組みが整備されておらず、中小企業や家計が安心して経済を引っ張ることができない。
5月下旬の全国人民代表大会(全人代)では「雇用の安定」を重視すると強調されたが、雇用の多くを生み出しているのは中小企業だ。中国政府は雇用が課題だと十分に分かっているようだが、それを改善するための有効な措置を講じているとはいえない。民営企業よりも国有企業が優遇されているという構造問題もあり、中途半端に絆創膏を貼るようなやり方では中国経済は活性化できない。(聞き手 三塚聖平)
https://www.sankei.com/world/news/200716/wor2007160012-n1.html
中共肺炎で、経済が停滞し、米国に経済封鎖され、1億以上の出稼ぎ労働者が失業して巷に溢れ、洪水で数千万人が被災し、蝗害で生産物が激減しているにも関わらず、プラス成長ですか^^;
>中国政府は消費喚起やインフラ投資の拡大といった景気刺激策を打ち出すが、今後の足かせになりそうなのが輸出だ。各国での感染拡大による世界経済の悪化が輸出の回復を遅らせており、1〜6月の輸出(ドル建て)は前年同期比6・2%減とマイナスが続く。
なんだか、中共経済は良いけど、海外経済が立ち直っていないのが悪い、みたいな記事です。
大本営発表を鵜呑みにして記事にするなよ^^;
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