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2019年05月21日10:59

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「ブラジルのハラボジ」

昨日の「ラテンアメリカ探訪」は、ブラジル在住の記録映画作家である岡村淳さんが制作した「ブラジルのハラボジ」(53分)を、岡村監督自身の解説付きで、鑑賞した。参加者は17人で、まぁ、赤字だが、それは仕方がない。むしろ、ブラジルから日本へ、身銭を切って、ライブ上映(岡村監督の作品は、必ず、ご本人の解説付きのライブ上映で、実施される)のために来られているので、少しでも、岡村さんに還元できないかと、初めての試みとして、会場費(400円)以外に、会の最後に、投げ銭(カンパ)を実施した。
「ブラジルのハラボジ」は、岡村監督が、日本植民地下の朝鮮から日本へ、そして、ブラジルへと、出稼ぎに出て、ブラジルの地で、その過酷な生涯を終えることになった三田ハラボジという朝鮮人移民に、23年前にインタビューした映像記録で、それに最近、字幕をつけ、編集したもの。三田ハラボジが淡々と語る、その人生には、いろいろ、考えさせられるものがあった。日本では差別を受けなかったとハラボジはいうが、しかし、このままでは「日本は滅びる」という言葉の背後には、日本で受けた不当な扱いに対する怒りが、当然、あるはずだ。
ハラボジは朝鮮人だが、今は朝鮮語も忘れ、日本語でしか、話せない。ポルトガル語が話せるのかどうかはわからないが、その思いを差別者・支配者の言葉=日本語でしか話せないこと自体、きっと、もどかしい思いであったのではないかと、私は推測する。
会終了後、岡村監督を囲んでの懇親会も開催されたが、私は連日の疲れがピークに達し、失礼させていただいた。申し訳ありません。
土曜の「アート展」会場にお見えになったある方が、私があまりにも具合悪そうにしていたので、話しかけられなかったといわれたということを、あとで知った。私は私で、彼はなんで、話しかけて来ないんだろう???と、思っていたのだが・・(笑)。そうか、私は端から見ても、もう棺桶に片足を突っ込んだような表情をしているのか???と、少し、ショック。

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