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2018年09月01日10:45

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アートとは何か2(その1) 行列が出来るアート展には行きたくない

前回の「アートとは何か」については、その一部を抜粋・再構成し、「リプレーザ臨時増刊号 ラテンアメリカ探訪アート展図録」の巻末に収録した「アートとの出会いと別れ、そして、『ラテンアメリカ探訪アート展』へ」として、掲載した。また、時々、折に触れて、アートのことを書いていきたいと思う。今回は、その第1回。
私は、行列の出来るアート展へ行くのが、大嫌い。だって、アートは、出来るだけ、自分の速度で、観て回りたいと、そう思うから。でも、行列が出来るようなアート展では、それが出来ない。たとえば、もう、このあたりはじっくり観なくてもいいやと思っても、すっ飛ばして、先に行こうとすると、そこで観ている人の間に、無理矢理、横入りするような形になってしまい、気も引けるし、なんだ、こいつは・・という顔をされるのも、イヤだ。また、あっ、さっき観た、あの作品のところに戻って、もう1度観たいと思っても、同様。だから、行列に従って、その速度で動くしかないが、だんだん、イライラしてきて、途中で観るのをやめて、帰っちゃったこともある(えっ、もう少し、辛抱強くなれよ・・ってか)。
私の場合、「毎日が休日」世代なので、行くのはたいてい、平日の昼間だが、アート展に行くのは年寄りや、若い学生が多いせいか、人気のあるアート展は、それでも結構、混んでいる。もっとも、日時指定制というのも、思いたった時に、行けないので、好きではないけれども・・。
それから、ある程度の規模のアート展だと、音声ガイドというのを貸し出しているが、1度も借りたことがないのでよくわからないが、多分、絵画なら絵画で、それぞれの作品が描かれた背景や、その見所なんかが、収録されているのだと、思う。私は、その作品を、誰かの色眼鏡をかけて観るようなことはしたくないので、それはイヤだ。でも、音声ガイドはイヤなら、借りなければいいだけなので、問題はない。
反面、図録はたいてい、買う。各アート展の入り口には、展示作品リストが置いてあるが、それだけだと、時間がたって、そういえば、あの作品のタイトルは何だったっけ???と思っても、もうタイトルがわからなくなってしまっていることが、多々、ある。そんな時に、図録があれば、便利だからだ。もっとも、美術館の学芸員とか、高名な美術批評家等が解説を書いている部分は、ほとんど、読まない。彼らがどういおうと、アートは自分で観て、感じたことがすべてだと、傲慢にも、そう思うから。
とにかく、混んでいるアート展が多すぎる。行列が出来るようでないと、主催者サイドは苦しいことはよくわかるが、何とかならないものか。ならないだろうけれど・・。

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