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2016年07月26日00:50

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「ジュリア・マーガレット・キャメロン展」

インド生まれの英国人で、上層中流階級の出身のジュリア・マーガレット・キャメロンは、48歳の時、娘夫婦からカメラをプレゼントされ、独学で写真を学び、精力的に制作活動を開始した。彼女の撮る写真はすべて肖像写真だが、凝った構図の物語性の強い作品で、写真を芸術にまで高めた先駆者のひとりと、いわれている。その彼女の生誕200年を記念した国際的な巡回展が、日本では三菱一号館美術館において、9月19日まで開催されている。150点の代表作を集めた、日本初の回顧展である。
先日、その「ジュリア・マーガレット・キャメロン展」へ行って来た。彼女の写真には、意図的に焦点をぼかしたり、ネガの傷が目立つものも少なくない(わざとつけたのだとか)が、当時の人々には、なかなか理解されなかったが、それも彼女流の「演出」のひとつ・・であるという。彼女のモノクロ写真は、どれも、本当に、静かで、美しく、詩的。私は、そうしたものしか、絶対に撮らないという、自分の写真に対する、彼女のゆるぎない自信が、どの作品からも、観る者に伝わってくる。きっと、いい意味で、頑固な人だったんだなぁ・・と。
実は、この原稿、ずっと前に書いたんだけど、アップしようとしたら、何故か、保存に失敗して、消えてしまった。ガックリして、書き直す気力を失い、数日、放置していましたぁ〜。
時代を切り取るものではなく、あくまで、創作。写真というよりは、絵画です。そういう写真がお好きな人は、是非是非、三菱一号館美術館へ。

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