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2026年09月25日07:14

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クルマ0551 軽オープン(ダイハツ・コペン)

黎明期のクルマは吹きっさらしでしたが、暫くすると風雨からパッセンジャーを守るために布製のソフトトップが付けられました。そして1905年、GM(General Motos)がより雨露をしのげる硬い屋根(ハードトップ)を持つキャデラック・オセオラ(Osceola)を試作しました。

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そうしてクローズド・ボディのクルマが普及していきました。
すると今度は、晴れた日は陽光が欲しいとワガママを言う人が出てくる始末。それで考え出されたのが電動油圧格納式メタルトップ「ボタンひとつでオープンになるハードトップ」です。1932年にフランスのGeorges Paulin(ジョルジュ・ポーラン)が考案して翌1933年に特許を取得、パナールをベースして試作車が作られました。
そして1934年5月にプジョーがECLIPSE(エクリプス、日食の意)と銘打って発売しました(本稿0303)。

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戦後はアメリカで数例見られましたが、機構が複雑で故障が頻発し、高額なこと・荷室が無いことと相まって普及しませんでした。

数十年後、メルセデス・ベンツが「バリオルーフ」と名付けて再開発。搭載されたSLKが1996年から輸入されて街中で見られるようになりました。

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こうして格納式メタルトップを持つ「クーペカブリオレ」が日本で認識されるようになると、ダイハツが軽自動車規格の「コペン」を開発して2002年6月〜2012年9月に販売しました。

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「軽のオープン」を英語にしたK-OPEN→COPENが名称の由来です。

ホイールベース2230・全長3395・全幅1475・全高1245、車重800kgのモノコック構造の車体のフロントには、ターボチャージャーで武装した水冷直列4気筒DOHC659cc(64馬力)エンジンが搭載されていました。高回転まで気持ち良く吹け上がる4気筒エンジン(軽で主流の3気筒でなく)はすこぶる好評でした。

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通常「スポーツカーはリヤドライブ」とされますか、ベースが乗用のミラであるためコペンの駆動レイアウトはFF(フロントエンジン・フロントドライブ)です。でもフロントにマクファーソン・ストラット式の、リアにトーションバー式の4輪独立サスペンションを持つコペンのハンドリングは秀逸でした。

コペンの最大の魅力は「アクティブトップ」と名付けられた、ボタンを押すと約20秒で開閉する油圧式ハードトップ(アルミニウム製)です。

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オープン時、トランクにはルーフが。何も積めません。

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手動取外し式のFRP製ハードトップ「デタッチャブルトップ」もありました。オープン時でも荷物は積めますが、出先で雨に見舞われたら万事休す。外したルーフは家に置いてありますから(ソフトトップは備わっていません)。
アクティブトップと同額の149.8万円でした。販売台数は僅かです。

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オープンスポーツらしく硬派ですが、没個性的なインストゥルメンント・パネル。

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コペンは比較的長寿命で、2002年6月から2012年9月まで販売されました。輸出用を含んだ生産台数は6万6444台でした。
1年半後の2014年6月にマイナーチェンジ版の販売が開始されています。
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