「とおりゃんせ」
という童謡は多くの方がご存知でしょう。
2人が向かい合い、繋いで上げた手の下を潜り、歌い終わった途端に下ろされた手により、ちょうど通ろうとした子供が捕まる⋯といったような遊びの歌かと思いますが、歌やそんな感じの遊びらしいとは知っていても、昭和40年生の私もそんな遊びをした記憶は有りません。
それは高度成長期の新興住宅街だった事も有るかもしれませんが、私の感覚としてはその遊びが行われていたのはもっと前の時代ではないでしょうか。
そして何やら不穏な⋯或いは不思議な歌詞から、「かごめかごめ」と並んで奇妙な童謡という印象を持っています。
改めて調べてみると、この童謡の歌詞はこうでした。
とおりゃんせとおりゃんせ
ここはどこの細道じゃ
天神様の細道じゃ
ちょっと通してくだしゃんせ
御用の無い者通しゃせぬ
この子の七つのお祝いに
お札を納めに参ります
いきは良い良い帰りは怖い
怖いながらもとおりゃんせとおりゃんせ
信号機のおかげで曲はしっかり覚えていても、歌詞はかなり曖昧です。
先日、YouTubeにこの歌の謎解き動画を見つけ、興味を感じて見てみました。
https://www.youtube.com/watch?v=Vhv_pjIw21Y
諸説有るものの、広く知られている説として「川越城内の三芳野神社」説が紹介されています。
この神社が城内に有る為、庶民は大祭と七五三の時にしか参拝出来ず、その七五三で城門にやって来た母子と門番との問答、そして参拝客に紛れて抜けようとする城内の人物の話ではないか⋯と
なるほど⋯
辻褄が合っているように感じます。
川越城跡は、復元された本丸御殿を見に3年前来ていましたが、位置的にはその南側となります。
地図で見てみると、かつての城内もこの辺りは住宅街となっているよう。
よし、直接自分の目で見てこよう!
という事で、川口での昼ライブ後に行ってきました。
本川越駅の方が近いですが、川口スタートだった事でJR川越線川越駅から歩きます。
川越街道を進み、市役所手前を右に入ります。
こんな道さえ、「どこの細道」に見えてくるよう。
三芳野神社の前に富士見櫓跡へと登ってがみます。
浅間神社です。
富士見という名称と合わせて、かつて富士山をよく望めていたのでしょうか。
お詣り(。-人-。)
石段を下ると何故か数々のキノコ。
食用か有毒かは分かりません。
迷わず食べよ
食べればわかる
住宅と浄水場が並ぶ生活道路を先に進みます。
一応はかつての細道だった位置でしょう。
あっここだ!
実は、急遽思いたったので地図を用意しておらず、mapionをスマホで確認しながら歩いていたのですが、自分の位置を示すマークの動きが急に鈍り、参道入口がもう少し先に出ており、なんか変だな⋯と歩いていたところ、やっぱりここで良かったんだ!と思ったのです。
(現実には参道上にいます)
参道を進んでお詣り(。-人-。)
ちょうどこの時、1700の曲が流れました。
境内にはこのような碑も有ります。
作者不明で民間伝承で広まり伝わってきたものと言っても、当然最初に誰かが始めた筈で、そこにこうしたやり取りが有ったとしても不思議は無さそう。
やはりあの童謡がここ発祥というのは、かなり説得力有るかと⋯
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