池波正太郎『真田太平記(一)』を、読んでいる。
少し前に今村翔吾の『イクサガミ』全四巻を読み、これが久しぶりにシリーズものの小説に、しかもいっきに読み進めたくなるくらい引き込まれたなぁ、というほどに楽しめた。
その今村氏がエッセイとかインタビューで書いていたのが、池波正太郎の『真田太平記』に夢中になったというエピソードだった。
ちなみに調べてみると、今村氏は俺よりも10歳以上若い。
大学生くらいの頃か、真田太平記はたぶん8巻くらいまで読んでいたはずだ。
ただ、どういう事情だったかそこで終わってしまい、いつか最後まで読みたいなぁなんて思いながら今に至っている。
NHKドラマの真田太平記も、再放送で観たものだった。
面白かったんだよねぇ。
丹波哲郎の真田昌幸が、腹心の又五郎の死を聞いた際に、
「わしはのう、又五郎は死なぬ奴じゃと、死とは縁のないやつじゃと、思うておった」
と、うらがえってつぶやくのが、当時子どもだったと思うんだけど、強く印象に残っている。
つい先日、Amazonで検索したら、ポイント50%還元になっていたものだから、またおっさんホイホイに引っかかった気分で、全巻所望してしまった。
勢いで買ったはいいものの、昔の作品だし、読まないだろうなぁと思いつつ、ちょっとみてみたら、これが面白い。
『真田丸』も観ているし、幸村が、昌幸が、信之がどうなるか知っているはずなんだけど、引き込まれる。
やっぱり、面白い作品はいつ読んでも面白いんだね。
大学くらいか、20代の頃、真田太平記だけではなく、剣客商売とか、仕掛け人藤枝梅安など、あれこれ読んでいたことを思い出した。
10冊以上あるから、一気にとはいかないと思うけど、楽しんで読もう。
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