内田樹、ウスビ・サコ『君たちのための自由論』を読んだ。
この本は、再読だ。
前にこの本を読んだとき、内田氏か、たしかサコ氏の方だったと思うんだけど学生にアーレントの『人間の条件』を読ませようとして、誰も読んでなかったか、読んでくれなかった、とかの話があったような気がしたんだけどさ。
俺はそれで『人間の条件』を買ったのだった。
そのときの話を読み返したくて、最初から読んでみたんだけど、アーレントも『人間の条件』も出てこなかった。
あれぇ?
俺の勘違い?
電子版で読んでいるので、検索をかけてみたんだけど出てこない。
さらにはChatGPTやGeminiに、こういう話を読んだ気がするんだけど、どの本だった?と聞いてみた。
内田氏とサコ氏の名前を出しているわけだから、当然のように本書があげられて、かつその中にあるというんだけどさ。
結局みつけられなかった。
ChatGPTは、本ではなく二人のweb対談の記憶じゃないですか?というんだけど、はて。
それはおいておいて、本書で語られているのはコロナの時代。
あぁ、そういうことあったよなぁ、と思う部分もあり、今でも考えるべき論点だな、というところも多々あって面白かった。
びっくりしたのは、日本の過疎化の進展について。
このままだと、そのうち町中にクマとか出るようになりますよ、なんてゆっていた。
去年あたり、けっこうそういうニュースなかったっけ。
予言的だなぁ。
他、いつもの内田節ではあるが、プロの周辺にはそれ以上にたくさんのプロになりたかったけどなれなかった人たち、旦那芸の人たちがいて、そのすそ野がジャンルをささえているのだ、という話。
サッカーで、にわかファンが叩かれる、ということがあったけど、ああいうのはよくない。新しく興味を持ってくれた人がいたなら、より楽しんでもらうえるよう親切にしないとね、なんていい話だなぁと思った。
ログインしてコメントを確認・投稿する