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2026年04月24日07:10

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クルマ0529 好成績(EHP)

1921年、Henry Précloux(アンリ・プレクルー) は、パリのセーヌ川沿いのCourbevoie(クールブヴォア)地区に、自らの名前を冠したÉtablissements Henry Precloux(アンリ・プレクルー社)を興し、サイクルカーの生産を始めました。頭文字をとってEHPと言われます。

https://share.google/hcD4i27R6AhKN1Cf2

下記写真は創業して間もなくのクルマですが、横置リーフスプリングのフロント・サスペンションがよくわかります。フロント・ブレーキは無いようです。ショック・アブソーバーは?

https://share.google/fVDF2FelfUeYmYkHV?

初期はルビー製の直列4気筒903ccを搭載する、第一次大戦後に雨後の筍のように出てきた数多のサイクルカー群のひとつでしたが、1100→200→1300→1500ccと次第に大きなエンジンを搭載する7CVや8CVといった大きく重く豪奢なセダン/カプリオレになっていったようです。

https://share.google/QxGZP4vo21Cf8jPDC

一方、ボートテールのボディを纏ったスポーティなモデル(タイプDS)も手掛けています。

https://share.google/GWL9VgcnGeoVnT5Ec

https://share.google/438fBN0Vfl9fCo2J8

アンリ・プレクルーは、自ら製作したシャシーに市販汎用エンジンを搭載してうまく纏め上げることに長けていたようで、EHPはよくコンペティションに供されました。下記は1922年のタイプB3です。

https://share.google/E59KxddZRhjfXnD7H

ル・マン24時間耐久レースにも1925年から28年まで4回(連続で)参戦し、いずれも完走しています(1925年:総合14位、1926年:総合8位、1927年:総合5位、1928年:総合14位)。小規模メーカーとしては画期的なことで、1928年はゼッケン36を付けたGuy Bouriat(ギ・ブリアット)/Pierre Bussienne(ピエール・ビュシエンヌ)組が、CIME製直列6気筒1094ccを搭載するタイプDUを駆って24時間を平均83.28km/kで走り切り(115ラップ)、熱効率指数賞の第2位を獲得しました(総合14位)。

https://share.google/Skxzn1X7s1NETCsHS

また、1926年のBol d'Or(ボルドール)24時間レースでもBoris Ivanowski(ボリス・イヴァノスキー)が平均速度66.9km/hで優勝しています。

コンペティション用は気を吐いていましたが、大きく豪奢になった市販車は1929年秋に起こった世界大恐慌を乗り切れず、その年に生産を中止しました。
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