毎月買っている雑誌に文藝春秋がある。
大人のコロコロコミックか、というくらいの厚さだったけど、この数年は電子版で買っているので、かさばらなくなった。
風情という意味では、雑誌のザラザラしたページをめくるのも好きだったんだけどね。
バックナンバーも、ふと思い出して読みたくなったら、kindleのリストから出せばいいので、いろいろ便利だ。
今月の短期集中連載で、『がんで生まれ変わった10人』というのがあった。
この雑誌を読む世代には、病気や体の衰え、健康は重要なテーマなのだろうけど、俺としてはそれほど惹かれるテーマとはいえない。
ただ、保阪正康と、花村萬月など読んだことのある作家さんのがんの話を読んで、思い浮かんだことがある。
カイシャの知人、友人ともいってよいくらいじゃないかという長いつきあいのS氏が、がんで闘病するようになったと聞いたのは、去年の今頃だった。
俺より7歳年上で、そろそろ60になろうかという頃。
S氏は30代からのつきあいなんだよなぁ。
先日も電話で話したんだけど、なかなかしんどい場面もあるようだ。
俺としては、言葉でいたわるのができればいい方で、どう言葉をかけたらいいか、わからないことがある。
へんに気を使いすぎても、とは思っているんだけどね。
そんななか、がんで闘病経験のある人たちの話を読んでさ。
この本、S氏に紹介したら、なにかの役には立つだろうか。
まぁ話題くらいにはできるかなぁ。
ある経験を持つ人の言葉は、似た経験をしつつある人の方がひびくようにも思うんだけど。
考えると、なかなか難しい。
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