昨日、今日と職場のイベント。
あわただしくも、年末の恒例行事がひとつ終わって、ほっと一息。
いつもより少し早く、7時前には家に帰ることができた。
ぐったりしているところもあり、何かをしたいという感じはなかったので、この前やっぱりくたくたになっているときに半分まで観た『侍タイムスリッパー』の続きを見る。
もともと自主製作映画で、単館上映からスタート。口コミで広がり、ついにはアカデミー賞まで、というこの映画自体が映画みたいな展開で世に出た感じ。
観てみると、たしかに面白いんだよね。
先日、1時間ほど、くたびれ果てた日曜日に観はじめたときは、正直あまり乗り気じゃなかった。まぁ話題になってたし、観るものないから、というくらいで。
でも、観るうちに、だんだん疲れを忘れて見入ってたんだよね。
特別、劇的な展開があったからではない。
むしろ、幕末の武士が雷に打たれてタイムスリップしてきた、という以外、どちらかというとゆるい展開。
とまどいつつも、丁寧に応対し、映画村のスタッフさんや京都のお寺さんに溶け込む高坂新左衛門。
山口馬木也という役者さんは知っていたけど、会津弁がいい感じで好感が持てるね。
だんだん現代に溶け込み、斬られ役として自分の居場所を見つけるまでが前半か。
後半、彼が出てきてから物語の色彩が、深みを増す。
幕末から現代に来た、心の葛藤が全面に出てくる。
こういう気合の入った表情は、時代劇じゃないとなかなか難しいかもしれないなぁ。
どの役者さんも、存在感があってよかった。
いい映画だったね。
ふと思ったのはさ。
あまり知らない役者さんだからこそ、この役の人として存在感が増したのではないかな、ということだ。
役所広司とか、岡田准一とか、時代劇でも活躍するスターはいるけどさ。
そうじゃない役者さんの映画というのも、また別の深みがあってよいものだね。
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