周りを見渡すと、ご主人に先立たれて一人暮らしをされている奥様が多くいらっしゃることに気付きます。少し前だったら考えられないようなご高齢の方もいて(2023年に厚生労働省が発表した女性の平均寿命は87.14歳)、色々な病気に罹患するリスクが高まることには抗えません。
一人で生活しているということは、何かがあっても気付かれにくい、ということです。だから随分前に亡くなっていたのが発見された、という悲しい報道が新聞紙面を賑わすことは珍しくありません。
賃貸住宅で大家さんがカギを持っている場合は別にして、シッカリ戸締まりされている住居には入れないでしょ。近所の世話好きのオバチャンがパトロールしていて「アレ?」と異変を感じてもその方がどうしているか伺い知ることはできません。
訪問介護員(ホームヘルパー)が定期的に訪れるお宅でも、インターホンに出なければ家に入ることはできませんので、対象の方がどうしているのかわかりません。耳が遠くてピンポン聞こえない?トイレ?
ヘルパーさんがカギを持っていればいいのですが、トラブル防止のため個人宅のカギを預からない訪問介護ステーションが殆どなので。
だから、玄関のドアノブなどにキーボックスを引っ掛けておくとよい、と指導することが多いと聞きます。
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でも「高齢者の一人暮らしです。カギはここ」と教えているこれ、セキュリティ的にはアウトでしょう。ワイヤーカッターなどの工具で簡単に外せるので、ドロボーは「ヒッヒッヒ」ですな。タンス預金をしている高齢者は多いですし。
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さて、孤独死があった住居は「事故物件」として特別扱いされます。悪い言い方をすれば「死人が出た家は縁起が悪い」ということで、販売物件にせよ賃貸物件にせよ相場より安いんです。
黙っていれば気付かれないのでは?と思いますが、宅地建物取引業法で「不動産業者は契約前に事故物件であるとを買主や借主に告知する義務がある」と定められています。
昭和の人は「チョッと気味が悪いので住みたくない」、でも平成以降の生まれた人は「ンなもん気にせん。安くてエエやないか」ですと。
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