mixiユーザー(id:68635113)

2025年08月30日22:23

23 view

久しぶりになろうを読んだ-悪の令嬢と十二の瞳-

 なろうにて『悪の令嬢と十二の瞳』という小説を読んだ。
 この前のなろう漁りの日記では、漁るだけ漁って読んでいなかったので、ちゃんとなろう小説を読むのはとても久しぶりだ。おそらく数年は読んでいなかったように思う。

 今回この小説を読んだのは、コミカライズを読んで続きが気になったからだ。元々はコミカライズだけ読むつもりだったのだが、このコミカライズを出しているマンガサイトが一個しかなく、それも先の方まで読めなかったので原作を読むことにした。

 内容としては、タイトル通り悪役令嬢モノだ。前世で処刑された悪役令嬢が転生するよくある設定。ただ、他のと違うのが、明確に主人公の悪役令嬢が悪い上で、転生後に自分をこんな目に合わせた聖女に復讐しようとするところだ。
 前世での経験から主人公は、自分を絶対に裏切らない従者が必要だと思い、その従者に復讐を手伝わせる計画を建てる。そして主人公は6人の孤児を引き取り、自分に忠誠を誓わせ、手足のように動く絶対の従者として育て上げる。それが十二の瞳というタイトルの由来の一つだろう。

 とてもおもしろかった。話数はたったの31話で、書籍化やコミカライズ化した他のなろう作品と比べるとかなり短いが、逆に短いからこそ内容が無駄なくまとめられている。おそらく書きたい展開が先にあって、それに肉付けしていったタイプだろう。
 最終的にも良い落ちどころで、良い終わり方だった。むしろもう少し読みたかったと物足りなさを感じる。

 復讐が目的とはいえ、主人公は最終的に柔らかくなり、復讐する気がなくなる。私は最初どちらかというと、全面的に主人公が悪いのに復讐しようとするところに興味を持って読み始めたのだが、純粋に面白かったので復讐が見れなくても満足できた。
 ただ、その代わりなのかわからないが、別のアプローチでの復讐描写があって、その展開がまた私好みでとても良かった。

 以前日記でも書いたと思うが、私も前になろうで小説を投稿していたり、今でも物語を考えたりすることがある。そして私も書きたい展開が先にあって、それを肉付けしていくタイプだ。だからこの小説の書き方は参考になりそうだ。特に、わざわざ丁寧に経過を書かず、どんどん時間を経たせて短くまとめている点。不必要な描写、面白さに起因しない部分ははさっさと飛ばしてしまえばいい。
 私は全部丁寧に書こうとしてモタモタしてめんどくさくなってしまうタイプなので、飛ばしてしまった方がモチベの維持にもなるだろう。
 
 良い作品だった。ちょっとだけ創作意欲も湧いた。作者の他の作品を見てみたら、本作と同じで数十話でまとまっているものが多く、きっとそれがこの作者の作風なのだろう。どれも気軽に読めそうなので、気が向いた時に読んでみたい。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2025年08月>
日 月 火 水 木 金 土
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

最近の日記

もっと見る