大阪・夢洲(ゆめしま)で開催中(2025年4月13日〜10月13日)の大阪万博(正式名称は「2025年日本国際博覧会」)、外国パビリオンの建設遅延が危惧されていました。蓋を開けてみると、開会に間に合わせたところが殆どでしたが、4月13日になってもオープンできないパビリオンがチラホラ。それで思い出したのが1989年のイラン国際見本市(家電)です。
現在は「テヘラン国際見本市」と名を変えて洗練された各国各社の展示がなされているこの見本市、サラリーマン3年目のボクが担当したこの年は(今振り返れば)すこぶるプリミティブでした(本稿0193【 血圧】はこの時のことです)。
近頃は簡単に組み立てられるシステマティックなブースがあって、シンプルな展示であればホンの2時間もあれば準備OKになるでしょう。
https://images.app.goo.gl/A6hvgW9K9FvqXxut8
しかし、1989年にボクが赴いた会場にはそんな洗練された便利なモノはなくて、業者さんがイチから製作していました。木を切って柱を立てて棚を作り、電源を引っ張ってきます。展示品を並べて事前に用意していたパネルを掲げ…文章にすれば簡単ですが、実際はとても時間が掛かりオープンに間に合ないブースがチラホラ(ウチではありませんよ)。見本市が終了してもまだ作業しとる(笑)。
ということでイラン出張の話。もう時効だからバラしちゃいましょう、この出張で儲けました

。
当時の正規レートは1ドル=70リヤルでした。銀行に行ってドル紙幣をリヤル紙幣に替えてもらい、正規レートが明記された「銀行発行の」外貨交換書をもらいます。これ、メチャメチャ大切です。
実際はタクシーの運転手に1ドル=1400リヤルで交換してもらうんです。なんと正規の20倍!闇レートだから書類なんてありません、当然。
3000リヤルもあれば高級レストランで豪勢なメシが食えましたが、それ正規レートだと43ドル、闇だと2ドルちょっと。
帰国後、銀行発行の外貨交換書をエビデンス(証明書)として、記載されている正規レートで出張清算します。上記のメシの例では、会社から43ドル分の円をもらえるんです。実際は2ドルちょっとなのに。
テヘランには半月ほど滞在していましたから大儲け!、と言いたいところでしたが、毎日ホテルと見本市会場の往復だけ、メシはシャワルマ(薄焼パンで羊肉や野菜を包んだ中近東のファストフード、旨くてメチヤ安価)ばっかり。ホテルの部屋代で多少儲けましたけど、物価が安いテヘランですからねぇ。
https://images.app.goo.gl/iC7yiwiaYYv1RqfK7
https://images.app.goo.gl/8Vkz9kEYqreMcbjV8
なお、シャワルマはトルコのドネルケバブとほぼ同じです。
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