よく耳にする言葉に、「そんなつもりではなかった」というのが有ります。
「ちょっとした冗談のつもりだったのに」、或いは「気を効かせたつもりだったのに」、結果的として相手に迷惑をかけてしまった場合などに使われる事が多いでしょう。
おそらくそうした状況は大抵の人に有り得る事で、意図と異なる結果になったとしても、直ちに謝罪すればその意図をくみ取って一件落着という事も多いのですが、ここで気をつけたいのは「そんなつもりでは…」で言葉を濁すこと。
ここで言葉を濁して終わらせてしまっては、謝罪はしない&そのようにとったあなたが悪いという言外の主張と見なされかねず、それこそ「そんなつもりでは…」を更に上乗せする事になりかねません。
人間が言葉や態度、表情などで表に表すのは思った事のごくごく一部です。
以心伝心という言葉が有るように、それ以外の部分もある程度は察せられる部分は有るかもしれません。
しかし、その大半は相手に伝わっていないのが普通であり、聞き間違いなどの明らかな勘違いでなければ、「つもり」よりも実際の言動で判断されるのは当然です。
実際には、失って困るような繋がりは大抵何とかして取り戻そうとするものですが、失っても困らない程度の繋がりと認識していれば、その言動だけで「この人はもういいや」と、口論にすらならないまま疎遠になっていく…という例も無いとは言えないでしょう。
政治家にも、失言しては「その意図ではなかったが、不快に感じた人がいたなら撤回する」といった趣旨の言い訳する人は少なくないですが、撤回というのは謝罪ではないし、言い訳だけして撤回で小手先の誤魔化しをしているようにしか見えません。
そもそも、軽々しい言動の前によく考えるのが大切です。
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