4月1日に静岡県で開かれた入庁式での発言が「職業差別」などと物議を醸し、
翌日に川勝平太静岡県知事が突然辞意を表明しました。
1日の発言は、余りにも酷い内容であり、
以前、今度問題発言をしたならば辞任するとの発言もあった事から、
今回の辞任は、ある意味潔いのかも知れないとも思いました。
川勝さんとは、一度お会いした事があります。
もう25年ほど前になりますので、国際日本文化研究センター教授の頃だと思います。
栃木県内に講演に来て頂き、その際事務方をやっていたので、
お昼をご相伴しました。
どのような話をしたか余り覚えていないのですが、
自信に満ち溢れた方で、何かオーラのある人だと感じた記憶があります。
講演の中で、日本の四季の美しさを例えて、
「春は花咲き 夏茂り 秋は紅葉の錦織り 冬は雪降る故郷の」
と言いましたが、
これを聞いて僕は驚いてしまいました。
早稲田大学の第二校歌の文句だったからです。
第二校歌と言っても、キチンとした歌ではなく、
村田英雄が歌った「人生劇場」を第二校歌と呼んでいました。
1番、2番、3番のそれぞれの歌詞の前に、
尾崎士郎の小説の「人生劇場」の中の名文句を付けていたものです。
そして村田英雄の「人生劇場」にはない4番の歌詞があるのですが、
その4番の前の台詞の中に、
この「春は花咲き・・・」の文句があります。
これを聞いて、川勝さんが早稲田の教授をされていたのを思い出しました。
今回の川勝知事の辞任表明で、一番喜んだのは、JR東海や国土交通省など、
リニア中央新幹線を推進しようとしていた人ではないかと思います。
リニア中央新幹線の工事を巡っては、
地下工事による大井川の水が減少する恐れがあると指摘していて、
先月、JR東海は、川勝知事の静岡区間の事業不認可のために
2027年までの開業を延期すると発表しています。
僕は、この川勝知事の提案が妥当なものなのか、分かりませんが、
静岡県民の間では、一定の危惧があるのは間違いないでしょう。
川勝知事は、就任前は保守系の論客として知られていましたが、
民主党の推薦を受けて知事に当選しました。
その後、自民党が推薦あるいは支持する候補との3回の選挙がありましたが、
2013年の知事選では得票率72%で当選し、
その後の2回の知事選でも、60%の得票率で当選していますので、
県民の間では、一定の支持がある事も間違いないのでしょう。
今後、静岡県政やリニア中央新幹線はどうなるのでしょうか?
なお、明日は所用により、日記などを休ませて頂きますので、
お含み置き下さい。
【今日の一句】
少ないな 今日の身入りは これだけか
ログインしてコメントを確認・投稿する