mixiユーザー(id:1417947)

2023年10月14日19:32

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パレスチナ問題・・・

 今月7日、パレスチナの武装組織ハマスがイスラエルに対し、
 かつてない規模の攻撃に出ました。
 戦闘員らはガザ地区に近いイスラエルのコミュニティーに侵入し、
 住民数百人を殺害し、多くの住民を人質に取ったと報じられています。

 現在のヨルダン川西岸とガザ地区、東エルサレム、イスラエルはすべて、
 古代ローマ時代からパレスチナと呼ばれる土地の一部でした。
 聖書に書かれたユダヤ人の王国の土地ともされ、
 ユダヤ人は古来の祖国とみなしています。
 イスラエルはその土地で1948年、建国を宣言しました。
 その土地に従前から住んでいた人々は、
 ヨルダン川西岸、ガザ地区、東エルサレムに移った人が多いと思います。
 第一次世界大戦の際のイギリスの三枚舌外交が大本にあり、
 アラビアのロレンスの時代まで遡る話のような気がしています。

 ガザ地区は、イスラエル、エジプト、地中海に挟まれた
 全長41km、幅10kmの地区で、約230万人が暮らし、
 世界で最も人口密度が高い地域の一つとなっています。
 日本で言えば、ほぼ種子島と同じ面積との事です。
 ガザ地区の上空と海岸線はイスラエルが掌握しており、
 人と物の行き来もイスラエルが検問所で制限しています。
 同様にエジプトも、ガザ地区との国境で出入りを管理していますので、
 天井のない監獄と呼ばれる所以です。
 国連によると、ガザ地区の住民の約8割が国際支援を頼りに生活しているとの事で、
 日々の食料支援を必要とする人は、約100万人いると言われています。

 今回イスラエルに対して攻撃を行ったハマスは、
 ガザ地区を実効支配する武装組織です。
 イスラエルの破壊と、その後のイスラム国家の樹立を、目標に掲げていて、
 2007年にガザ地区を掌握して以来、イスラエルと何度か交戦して来ました。
 ハマスおよびその軍事部門は、
 イスラエル、アメリカ、EU、イギリス、
 その他の国がテロリスト集団に指定しています。
 一方で、イランがハマスを支援し、資金や武器を提供していると言われています。

 今回、何故ハマスが攻撃を行ったのかは、よく分かりません。
 イスラエル占領下のヨルダン川西岸地区で殺害されたパレスチナ人の数は
 今年、過去最多を記録しているとの事で、
 それが、今回のイスラエル攻撃の動機となった可能性があるとの話があります。
 また、イランとハマスは、イスラエルとサウジアラビアの
 歴史的な和平合意の機運が高まっていることに強く反発しているとも言われています。

 ハマスの攻撃は、複数ヵ所のフェンスをブルドーザーで破壊し、
 海からイスラエルに侵入したり、
 パラグライダーで越境する戦闘員もいたとの事であり、
 周到に準備された攻撃である事は間違いありません。
 1973年にエジプトとシリアがイスラエルに奇襲攻撃を仕掛けた、
 第4次中東戦争が始まって50周年にあたる日の翌日だったとの事です。
 イスラエルの反撃をどの程度読んでいたのかは気になります。

 今後、イスラエルはガザ地区侵攻を行いそうです。
 日本は、欧米の尻馬に乗って、ハマスを非難する声明を出していますが、
 一方的にハマスを非難しても、問題は解決しません。
 戦闘の激化によって、被害を受けるのはそれぞれの地域の住民です。
 双方に戦闘の停止を求めないと、報復の連鎖が断ち切れないと思うのですが。


【今日の一句】
 ヘルメット 頭守るが 尻はダメ


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