執金剛神立像(しゅこんごうしんりゅうぞう)をご存知の方も多いかと思います。
奈良の東大寺法華堂(三月堂)に秘蔵されて来た天平時代の塑像で、
国宝になっています。
僕は、1979年(昭和54年)12月6日に観た事があります。
何故日付まで覚えているかと言うと、
この秘仏が開扉されるのは、1年に1日12月16日だけだからです。
全高173.9cmの塑造で、革の鎧を着用して右手に金剛杵を構えた立像です。
目を見開き、口を大きく開けて怒号していて、
目には暗緑色の石をはめ込んで生気を持たせている他、
浮き出した血管や筋肉の表現が奈良彫刻の写実性を表しています。
静的な天平期の天部像に対して動的で生き生きとした作風の傑作と言われています。
特に長い間秘仏とされて来たので保存状態が良いため、彩色が良く残っています。
鎧に残る緑色は実に鮮やかで、とても印象に残っています。
この仏像、今日から10月16日までの間、
今年が東大寺の初代別当良弁僧正の1250年御遠忌に当たる事から
特別に開扉されている事を、今日知りました。
知ってから、行く事を検討していましたが、
どうせ行くなら1泊2日では勿体ない感じもします。
途中3連休などもあり、他に予定のある日もあって、2泊3日は難しそうです。
もう少し検討したいと思いますが、諦める事になるような気がします。
どのような仏像がご覧頂くのに、ABCニュースの動画がありましたので、
宜しければご覧ください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a0148ebef46666a18876c40b8ade647169eb80a
このニュースの中で、東大寺戒壇院の改修工事が終わって、
四天王像の公開も始まった事も触れられていました。
この四天王像は何度か見た事がありますが、とても素晴らしいものです。
会津八一は
この四天王像の中の広目天((毘楼博叉(びるばくしや))を詠んでいます。
びるばくしや まゆね よせたる まなざし を
まなこ に み つつ あき の の を ゆく
僕は、 日記には検討中の事などは余り書かないで来ましたが、
多分行けないし行ったとしても期間ぎりぎりになりますので、
行く機会のある方は、ご覧なさった方が良いかと思い、敢えて書いてみました。
【今日の一句】
美味しくって 懐具合が 悪くなり
特に回らない寿司屋は危険です。
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