葉梨法務大臣は、9日、
東京都内で開かれた自民党の武井俊輔外務副大臣のパーティーで、
「法相は朝、死刑のハンコを押し、昼のニュースのトップになるのは、
そういう時だけという地味な役職だ」と述べ、大きな問題になっています。
他にも、
「今回はなぜか旧統一教会の問題に抱きつかれ、
解決に取り組まないといけないということで、
私の顔もいくらかテレビに出るようになった」と語ったり、
「外務省と法務省は票とお金に縁がない。
外務副大臣になっても、全然お金がもうからない。
法相になってもお金は集まらない。なかなか票も入らない」とも発言しています。
葉梨法務大臣は、
身内のパーティーでの受け狙いの軽口のつもりだったのでしょうが、
本音であった事は間違いないと思います。
今日、撤回すると謝罪しましたが、撤回すれば済む問題ではありません。
人権団体「アムネスティ・インターナショナル日本」の中川英明事務局長は
「死刑のはんこを押すということは、人間の生存権を奪うことを意味する。
究極の人権侵害のはずだが、そのことをどう考えているのか」と非難し、
「歴代法相は執行の度に『慎重に検討』と繰り返してきたが、
今回の失言で、それが口だけだったことが分かった」と語ったと報じられています。
正にその通りだと思います。
実際に死刑を執行する刑務官などはどのように受け止めたでしょうね?
統一教会問題も抱き付かれたとの表現は、
いやだけどやらざるを得なくなったと言うニュアンスで、
被害者の救済の取り組みが大丈夫かと疑問を感じます。
更に、葉梨大臣にとっては、テレビで報じられる事が一番大切な事のようで、
テレビに映れば、顔も覚えられて票につながると言う事なのでしょう。
また、大臣や副大臣になる事は
お金をもうける事だと率直に言っているような気がします。
こうした発言を身内のパーティーで、堂々と言ってしまうと言うのは、
自民党の政治家の多くが、このように思っているからなのでしょうね。
政治資金を所管する総務大臣でありながら、
連日、関係政治団体のカネをめぐる疑惑について追及を受けている
寺田総務大臣なども酷いものだと思っています。
先日、旧統一教会との関係について、
苦し紛れの言い訳を繰り返し、結局辞任に追い込まれた
山際経済再生担当大臣もいましたが、
政治家の劣化が余りにも酷過ぎるような気がしています。
【今日の一句】
あきれるよ 札束飛び交う オリンピック
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