恐らくほぼ100%の人が読まないだろう利用規約にプライバシーポリシーが恐らく記載されていたはず。実際に「LINEは規約で「個人データ保護法制を持たない第三国にパーソナルデータを移転することがある」」と記載されていたのでLINEはユーザーはそのことに同意して使用していたので法的な問題はないという主張だ。そしてそれは法的には正しい。しかし、倫理的にはアウトだ。
ソフトウェアの利用規約を全部読んで利用している人はほぼ皆無だろう。そして当然ながら利用規約に合意しないと使用できない仕組みである。開発にデータを利用することはどこの企業でもあることだ。今回の問題点は「個人データ保護法制を持たない第三国」に個人情報を渡したことである。そうなるとその第三国は個人データ保護法制自体がないので個人情報をどう扱おうが勝手なのだ。極端な話、故意に流出させてもなんら問題はないという話である。さらに極論を言うとその個人情報を企業や国家に売っても問題がないのだ。なぜならその第三国には個人データ保護法がないからだ。
例え規約に記載されていたとはいえそういうことをやってしまうLINEという企業体質が問題とすべきだ。ある意味、ユーザーを騙していたと言われても仕方ないだろう。中国での開発を終了とか韓国からデータを移したとかと言ってもそのデータがコピーされていたのなら意味はない。さらに言うとデータが物理的に国内にあっても海外からアクセスは可能である。「プライバシーポリシーも改訂」というが今度は「個人情報を海外会社で開発で利用することがある。」とか「海外会社で個人情報を利用し、漏洩してもLINEは責任を負わない」とかして個人情報漏洩を”合法化”しそうなので怖い気もする。だから、ライバシーポリシー改訂の内容に言及していないLINE側の説明に疑念は残る。どちらにしろ大事なこと(公共の受付やお金の取引など)はLINEではやらないことに越したことはないということだ(いまさらではあるが)。
LINE、中国での開発を終了 保管データは日本へ完全移行
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=32&from=diary&id=6456940
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