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2021年03月19日14:22

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孤独のススメ(Matterhorn)

 妻に先立たれた孤独な中年男を主人公に、2人の男の奇妙な共同生活を描いたオランダ映画。ロッテムダム国際映画祭観客賞やモスクワ国際映画祭で最優秀観客賞、批評家賞などを受賞し、日本国内でもSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014で長編コンペティション部門の最優秀作品賞を受賞した(映画祭上映時タイトル「約束のマッターホルン」)。妻に先立たれ、オランダの田舎町でひっそりと単調な毎日を送るフレッド。ある日、言葉も過去も持たないテオがフレッドの家に居ついてしまい、男2人の共同生活がスタートする。フレッドとテオの間にいつしか友情が芽生え、何も持たないテオの生き方からフレッドは真の幸せを学んでいく。監督は、オランダで俳優としても活躍し、本作が初長編映画デビューとなるディーデリク・エビンゲ。(映画.comより)







<2017年8月7日鑑賞>

 公開当時は都会だけだったので見に行けず、wowowで放映されていたときは迷わず録画。しかし、その頃は「幸せなひとりぼっち」とか、北欧の映画とか、似たような作品がなぜか続いていた時期で、私もあんまり区別せずに記憶をうやむやにしていました。しかし!!この映画、名作でした!もちろん、「幸せな・・・」もいい映画でした。頑固じじいが主人公でね。でも、個人的にはこの作品のほうがずっと感動しました。

 田舎町に一人で暮らす几帳面なおじさんが主人公。妻に先立たれたとはいえ、毎日を規則正しく過ごし、家が汚いとかそんなことはありません。頑固で皮肉屋なので、敵は多いのですが、まぁ人生はそれなりです。そんなおじさんが、あるとき身寄りのない男と出会い、何も持たないどころか、あんまり一人で生きてゆけなさそうな、物事を理解できていない感じを見かねて”2,3日のつもり”で面倒をみます。ところが、ここから人生がまったく違う方向に動いてゆくんですね。いったいどういう由来の男なのか。悪い奴ではなさそうだけど。

 原題の「マッターホルン」は、もちろん山の名前。おじさんはいつか登ろうと思っていたのですが、ついつい。主人公の話だけではなく、面倒を見ている男の深遠な環境などいろいろなものが描かれます。そして、少しづつ変わってきた主人公には、息子と疎遠になったある理由が。個人的には、ここ、大感動でした。

 これはおススメです。いい映画だったなぁ〜と今でも思います。
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