日本企業でもリスク回避として海外にサーバーを置くことは多々あることだ。自然災害等で物理的にサーバーが壊れるなどを想定していればリスクマネジメント的にもそうなるだろう。LINEの問題点は3つでまず一つ目は「サービス「トーク」に投稿されたすべての画像と動画を韓国内のサーバーに保管している」ということと、二つ目は「現行のプライバシーポリシー(個人情報に関する指針)ではそのような状況が利用者に十分伝わっていない」点だ。三つ目は「韓国にあるLINEの子会社「LINEプラス」の社員がアクセスする権限を持っていた。」という点。そもそもだが、個人情報も含まれる可能性があるデータを「保管」しているというのがどうなのかということだ。無論、犯罪などが発生したときにさかのぼって証拠として使えることもあり得ない訳でもないが集めたデータを保管する理由がいまいちわからない。集めたデータを顧客サービスに利用するのか顧客動向のマーケティングに利用するのかもしれない。但し、「現行のプライバシーポリシー(個人情報に関する指針)ではそのような状況が利用者に十分伝わっていない」が問題である。利用開始時にほとんどの人が読みもしない規定だがそこでのプライバシーポリシーがどうなっているかが不明瞭だという点だ。わざとそうしているのかと勘繰りたくもなる。
最大の問題点は「韓国にあるLINEの子会社「LINEプラス」の社員がアクセスする権限を持っていた。」である。LINE自体がアクセス権を持っているのは当然だが、なぜ子会社がアクセス権を有しているかだ。この記事だけを読むとLINEがなぜかこのことを把握していないように感じる。なぜなら「アクセス権を持つ社員の数や業務内容、アクセス履歴の有無は「調査中」としている。」だからだ。把握してたら調査などしないはず。つまり、「知らなかった」というのが事実だ。個人情報を取得しているSNSはたくさんある。しかし、そのデータ管理がこうも杜撰(ずさん)としか言いようがない管理方法はどうかと思う。ましてやLINEを利用して公共の手続きをしたり、金銭の取引が推し進められている状況では尚更のことだ。
個人のたわいもない会話などどうでも良いが金銭の取引や公共機関への申請は別問題である。LINE for Businessという有料サービスがあるがこのようなデータ管理体制だととても利用する気にはなれない。
■日本のLINE利用者の画像・動画全データ、韓国で保管
(朝日新聞デジタル - 03月17日 19:24)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6449573
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