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2019年06月21日01:02

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「塩田千春展 魂がふるえる」

とにかく、圧倒的なド迫力で、ただただ、圧倒される。それが、ドイツ在住のアーティスト、塩田千春の世界だ。今日から始まった「塩田千春展 魂がふるえる」に行った。場所は、六本木ヒルズの森美術館。若い女性を中心に、もの凄い来場者数。外国人の来場者も、多数。
塩田芸術の最大の魅力は、天井から、多数の糸を張り巡らせた、超大型インスタレーション。森美術館の広い空間を、その無数の糸が、文字通り、埋め尽くす。圧倒的な赤、そして、黒。天井から吊された、揺れ動く、もの凄い数のトランク。椅子にも、ピアノにも、ベッドにも、糸がまとわりつき、まるで、巨大なコクーンのよう。積み上げられた窓枠でつくられた、そびえ立つ壁も、凄い。
6点の超大型インスタレーション作品をメインに、初期から25年間の、彼女の軌跡を、インスタレーションにパフォーマンス(映像)、ドローイング等々で、概観出来る、文字通り、回顧展クラスの大規模個展である。
図録は、8月中旬ころに、刊行予定とのこと。会期は10月27日まで。
一足先にスタートした、ボルタンスキー東京展と、双璧である。現代アート好きなら、絶対に、見逃すべきではない展覧会といえる。
こんな凄い展覧会を、立て続けに観ることが出来て、いつ死んでもいい・・って、もちろん、まだまだ、死ぬ気は、毛頭、ないけども・・ねッ。
図録の予約を入れて、「塩田千春/心が形になるとき」(新宿書房、2000円+税)という、神戸芸術工科大学でのレクチャー記録を購入。
帰りは、六本木ヒルズの広場に置かれた椅子で、1時間ほど休んでから、帰宅。若く、素敵な女性が、椅子の上にあぐらをかいて、ノートパソコンを打っていた。さすが、六本木という感じ。浮浪者のような、クソジジイの私とは、好対照。まさに、上る朝日と、沈む夕日である。

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