今年の全日本スカッシュ選手権大会が終わりました。
と言っても、私はTwitterを偶にチェックしたのと、最終日にトレッサに行った程度ですが、男女とも順当な結果という事になるでしょうか。
さて
全日本初の4面グラスコートでSC開催というのが今回の目玉です。
これの実現に関しては、関係者のご尽力にただただ脱帽するのみですが、幾つかの課題も見えた気がします。
決して文句をつけようという訳ではなく、次回以降の改善に繋がれば…というところです。
トレッサで使用したリヨン広場のスペースは概ね前方後円墳形で、コートは前方部に有り、バックウォールが後円部を向いておりました。
コートは2Fに有り、3Fにかけてアトリウムとなっている為、3Fの柵越しの観戦が可能です。
しかし3Fのアトリウムは1/3ほどが壁であり、柵越しの観戦が可能なのは残る2/3くらい。
更にところどころ柱による死角が出来る為、後円部からは観戦し易いと言えません。
このような構造であれば、コートは前方部ではなく後円部とすべきだったのでは…
おそらくそれが困難な事情は有ったのでしょう。
後円部周りの店舗への配慮でしょうか。
しかし後円部に大型モニタを配置している為、どちらにしても動線はここで寸断されてしまいます。
そして、そうした状況で観戦可能スペースが限られる中、アトリウムに面して柵越しに観戦していた人の大多数は、恐らく既にスカッシュをやっている愛好者ではないでしょうか。
通りかかった人が興味を引かれて観ていけるような余地が有ったかどうか…
私が見た範囲での一般の声は、「えっ、こんなところで決勝やっているの?(たぶんカップル)」「何やっているの〜人いっぱいで観れないね(たぶん家族連れ)」という感じでした。
仕方無い事ではありますが、本来一般の方に観て興味を持って戴く為のSCでのグラスコート開催という構想が、無料で観易くなった…という効果に流れてしまったような気がします。
もちろん私もその1人でしたが、男子決勝始まってそれに気づいた為、1ゲームの途中で離れる事にしました。
私1人離れたところで大したスペースではないですが、コートの場所が後円部なら、もう少し余裕は有ったかも…
そして、通りかかった人にスカッシュに興味を深めて貰うような仕掛け…
例えば「スカッシュの歴史、ゲームの仕方、どこでできるのか」など、基本的な事を紹介するようなチラシ、無料体験会開催の案内などは会場に見られなかったように思います。
そんなじっくり探した訳ではないので、何処かには有ったかもしれませんが…
全体的に、一般の方をもっと意識すべきなのに、現実にはグラスコートを使用する為に今までの場所から移しました…に近い印象を受けました。
また、テナントがクルマ関係とかだからか、家族連れが多く、客層がスカッシュに興味を持ち得る層とズレが有ったような?
これは気のせいかもしれませんが…
色々書いていますが、初の試みを成功させようと一所懸命に準備をしてきた関係諸氏の方々は、何もしていない外部の人間が何を偉そうに…と思われるかもしれません。
いや、私自身そう思います。
なんと言っても初開催。
第一歩なのですから、改善すべき点が有って当たり前、来年はもっと良い形になる事を切望しております。
ログインしてコメントを確認・投稿する