先日、下北沢にて久々の観劇をしてきました。
タテヨコ企画「美しい村」です。
舞台は昭和30年、養蜂で生活する山村で大量毒殺事件が起きました。
花見の会の為、村の婦人部で用意したおはぎに青酸カリが混入されていたよう。
おはぎは花見の場に出されるまで、村外の人が手を触れる機会は有りませんでした。
すると、犯人は村の中にいるのか?
1人の女性が捕まって犯行を自供、これで事件は終息に向かうと思われましたが、自供した女性は自供は強要されたものであると、一転して犯行を否認。
村の中は疑心暗鬼にあふれ、偽証したり世論に訴えるなど、なんとしても捕まった女性を犯人にしたてあげようとします。
それは村内の疑心暗鬼に加え、自らが描いた筋書きに合うよう、証拠の捏造や嘘の証言の強要、不利な証拠は徹底的に無視する検察の暗躍が有りました。
無実を主張する容疑者の家族は村八分にされ、居場所を失っていきます。
そして容疑者は留置所で自殺…
最近の冤罪と言うと、痴漢でっち上げは偶に聞きますが、それ以外にも色々有ります。
例えば
https://news.mixi.jp/view_news.pl?id=5358586&media_id=2&from=widget&widget_type=1&widget_setting=0
そして、かつてはもっと大きな事件でも冤罪が有りました。
それは科学的捜査がまだ未熟だった事も有るでしょう。
しかし、功を焦る警察による拷問まがいの自白強要なども有ったとか。
酷い話だ…
さて
巧妙な伏線も有り、謎解きの面白さという側面も有りましたが、この「美しい村」には終始圧倒されっ放し…
容疑者死亡…で真相は?という状態でエピローグを迎える訳ですが、ここで真相が示唆されます。
これは背筋が思わずぞくっ((( ;゚Д゚)))
小説で言うところの「ノワール」というカテゴリーでしょうか。
人の心の醜い部分がみっちりと描かれています。
そんな内容だったので、主演後に全員の方が舞台に並んで挨拶される際、あれっノーサイド?という違和感のようなものを一瞬感じてしまいました(^^;)))
公演日程は終了しましたが、もし再演の機会が有ったらまた観てみたい!
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