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2016年09月24日09:41

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10月の「ラテンアメリカ探訪」

第143回ラテンアメリカ探訪(旧メキシコ学勉強会)のお知らせ

「イベロアメリカ文化圏に暮らした詩人・堀口大學〜インターナショナル・ステップ・ファミリー堀口家の人々〜」

1980年、偶然に我が家にK.Horigoutchiとのサインの入ったフランス語の『Napoleon』の洋書があるのを見つけ、それが、堀口大學の父・外交官だった堀口久萬一の蔵書であると分かり、その書籍を数冊持って、葉山の堀口大學先生の許にお返ししようと伺った。
そして、1913年、在メキシコ日本公使だった堀口久萬一が、フランシスコ・マデーロ大統領が暗殺された際に、マデーロ家の一族を日本公使館に保護した美談について、大學先生からお話し伺うことが出来た。
堀口久萬一公使のこの美談は、現在もメキシコ国内では忘れずに語り継がれているが、大學先生によると、「当時、日本公使館に保護を求めて来たマデーロ家の親族を助ける決断をしたのは、継母のスチナ堀口夫人だった」とのこと。堀口大學の実母は、彼が3歳の頃に結核で死亡し、父の久萬一はベルギー赴任中にスチナ・リグール嬢と出会い、結婚。「継母とは言っても、彼女は慈愛深く、なさぬ仲の前妻の子の私が結核の病に冒された時には、本当の母親以上に看病してくれて、私がこの年まで生きてこれたのは、彼女のお蔭だった」と、先生は語っていた。
その翌年、堀口大學は亡くなられ、私は先生の遺言のような気もして、以来、スチナ・堀口夫人の足跡を追って、メキシコ、ベルギー、スペイン、ウルグアイ等の国々を巡ってきた。
明治の外交官の堀口久萬一の生き様は、メキシコでの美談だけでは無い、正に日本の裏外交を暗躍した感がある。
また、継母スチナ、そして異母妹の岩子、異母弟の義典たち、堀口家の人々の波乱の人生を知り、詩人堀口大學の奥の深さ、豊かな人間性を再確認するに至った。

日時=2016年10月24日(月)午後7〜9時
会場=千代田区和泉橋区民館5階洋室D
JR秋葉原駅昭和通り口下車、駅前の昭和通りを岩本町方向に歩き、最初の信号を渡って右折。書泉ブックタワー隣り。駅から徒歩3分くらいの距離。
発題=安藤二葉(版画家)
会場費=400円
ホームページ=http://latinestudiar.web.fc2.com/


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