mixiユーザー(id:1850594)

2016年09月17日01:09

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怪談に奇談

最近、読んだ小説本2冊。
綾辻行人「深泥丘奇談・続々」(KADOKAWA、1600円+税)
この人の書く、本格ミステリィには、最近、ほとんど何も期待しないが、これは「幽」に掲載された、怪談ものの連作短編集の第3弾にして、完結篇。「もうひとつの京都」を舞台に、その住人たる著者が、日常で遭遇した怪異の数々を描く。もちろん、虚構と現実の入り交じった、その世界では、何か、とてつもないことが起きるわけでもなく、故に、たいして怖くもないが、深い霧の中を歩くような、先の見えないゾクゾク感もある。その中途半端さ、曖昧さの、絶妙さが、文字通り、ウリなのだ。
夢枕獏「陰陽師 玉兎ノ巻」(文藝春秋、1450円+税)
書き始めて、もう30年になる、著者のライフワークのひとつ。大いなるマンネリ芸とでもいおうか、抜群の安定感で、期待を裏切らないシリーズ。安倍晴明と源博雅の名コンビは、永遠不滅です。21日には、著者とジャズピアニストのコラボによる、CD BOOK「蟬丸 陰陽師の音」が発売されるらしい。まぁ、きっと、買うんだろうなぁ・・。
ところで、昨日の沖縄の判決に関しては、今は書きません。書き始めると、きっと、怒りを抑えられなくなるだろうから・・。




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