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2015年04月05日11:10

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「マグリット展」

マグリットは、シュルレアリスムの作家たちの中で、私が、おそらく、一番好きな作家だ。彼の作品には、詩があって、それが私を感動させるのだ。
たとえば、本展にも出展されている「光の帝国�供廚箸い�作品。ぼんやりとした暗闇の中に浮かぶ、街灯とその背後の洋館。実に、何ということのない絵なのに、この違和感というか、神秘性は何だ。もちろん、その理由は、洋館の背後にある樹木の彼方に拡がる、白い雲と青い空にあるのだが、そんなことを忘れさせてしまうほど、私の目は、この絵の前で、釘付けにされてしまう。ただただ、美しく、静謐で、神秘的。それが、まさに、詩なのだ。
そんなマグリットの作品を、その初期作品から、それこそ、晩年の絶筆まで、年代順に130点も集めたのが、6月29日まで、国立新美術館で開催されている「マグリット展」である。以前の個展から実に13年ぶり、多分、私が生きている間には、これが最後となるかもしれない、大回顧展である。
私たちが、画集等でよく観るマグリットの本物が、そこには目白押し。出色の作品も、何か、イマイチ・・という作品もあるが、そのすべてがマグリット。
これだけの、彼の作品をまとめて観ることが出来て、ただただ、幸せ。これで死ねる・・とまでは、もちろん、いわないけれども・・ねッ。
全然、関係ないが、しっかし、国立新美術館のレストランは、揃いも揃って、何でこう、高いのだろうね。私のようなジジイは、地下の格安カフェに行くしかないが、それでも、ランチと飲み物で1600円前後ですよ。その上、ものすごく混んでいて、食後にゆっくり、休憩も出来ない。しかたがないので、1階のベンチに空きを見つけたので、猛ダッシュして、確保。ガラス越しに、満開の桜を観ながら、小一時間ほど、居眠りをしてやりましたぁ〜。席が空くのを待って、それとなく、私の周辺をウロウロしていた、おじさん、おばさん、ご、ゴメン・・。

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