mixiユーザー(id:1850594)

2015年02月17日10:59

623 view

琉球朝日放送「裂かれた海」

私自身も沖縄で2度ほどお会いしたことがある、友人の身内の方が、その制作に関わったドキュメンタリー番組「扉2014 裂かれる海」のDVDを、昨日、観る機会があった。琉球朝日放送で、昨年12月29日に放映された作品である。
このドキュメンタリー番組は、辺野古の新基地建設をめぐる、昨秋・冬の攻防や、その渦中で、文字通り、県民の「民意」を問う選挙となった沖縄知事選における、翁長候補の勝利までを、時系列に沿って追いながら、辺野古の住民が新基地建設賛成派と、反対派とに引き裂かれてしまっている、その苦渋の思いをも、同時に、すくい取った作品。拝見して、限られた放映時間と、しかも、公共放送という、決して無制約ではあり得ない枠内で制作された、大変、良心的なドキュメンタリーであると思った。
知事選での翁長さんの圧勝は、もちろん、辺野古新基地建設を認めないという、沖縄県民の「民意」ではあるが、その一方で、様々な理由から、基地建設に賛成の立場を、たとえ消極的選択であれ、とらざるを得ない沖縄県民、辺野古の住民もいるという事実を、彼らのその屈折した思いを、私たちは、沖縄の人々にそうした苦渋の選択を強いている当事者たる、「本土(ヤマト)」の人間の責任をも含めて、とらえ返していかねばならない。そういうことを、このドキュメンタリーは教えてくれる作品でもある。
辺野古をめぐる状況は、当然のことではあるが、決して、一部の人の「武勇伝」でのみ、語られるべきではないのである。
「標的の村」の三上監督もまた、現在、新しい辺野古のドキュメンタリー映画の編集作業に入っておられる由。そこで、この問題がどう描かれるのかを含めて、興味深く、その今夏の完成を待ちたいと思う。
ところで、翁長新知事の沖縄防衛局に対する指示を、国は無視する考えである由。この国はもう、「民主主義」の国では、なくなってしまったようである。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年02月>
日 月 火 水 木 金 土
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728

最近の日記