現代アーティストの奈良美智が、写真家の石川直樹と共に、昨年、青森を起点に、北海道からサハリンへと向かう、旅に出た。今日から始まる「ここより北へ 石川直樹+奈良美智」展は、主に、そのふたりの撮った旅の写真で構成される展覧会で、5月10日まで、東京・外苑前のワタリウム美術館にて。
そのオープニング・レセプションが、昨日、ワタリウム美術館で開催され、出席した。
青森県出身の奈良は、子供のころから、青森に残るアイヌ語の地名が気にかかっていたのだという。その、いわばアイヌ語の地名を辿る旅が、彼らを青森から北海道へ、さらに、サハリンへと、導いていくことになる。そこでの人々との出会いや、そこから見えてくる人生や歴史・・そういったものを、2人が撮った写真を中心に、観ていこうという趣旨の、展覧会である。
その他、2人が旅に持って行ったものや、持ち帰ったものなども、合わせて、展示されている。いってみれば、しごく、シンプルな展覧会。1月25日には、2人のトークショーが、また、同30日には、アイヌの女性ヴォーカルグループによるコンサートも、開催される(共に有料)。
オープニング・レセプションには、石川さん、奈良さんも出席し、たちまち、人に囲まれていた。私はもともと、そういう場が大の苦手なのだが、高名な奈良美智さんを、是非、一目見たいという「ミーハー」精神で、出席。本当に一目だけだが、見ることが出来、彼がしゃべるのも聞いたので、それで十分満足して、帰宅の途に着いた。
途中、地下鉄の外苑前駅のすぐ近くにある、高級感あふれる周囲とまるで場違いな、貧相な立ち食いソバ屋さんで、ちくわ天そば&いなり2個を食べて、それが夕食。さびしーッ人生だ。
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