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2026年10月16日09:11

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まるで京極夏彦の小説

「陰摩羅鬼の疵」だったと思うけど、「死」の意味を知らないで育った人間の話。
父親は分娩で亡くなった妻を愛するがあまり剥製にして寝室に座らせ、
生まれた子(主人公)には剥製を「母」と呼ばせた。
使用人に剥製を見られてしまったので始末する際には
「母は今日で死ぬ、家からいなくなる」と説明。
子は「家からいなくなることが死ぬこと」と解釈し、
「自分と父以外の家族は動かずしゃべらずじっとしているもの」と思い込んでいる。
貴族の跡継ぎでカラダが弱いのもあって家から一歩も出たことがなく、
知識のすべては父の教えと膨大な蔵書から得たもの、という設定。

もちろん今回の事件とは本質的に違うけどね。
すでに白骨化している人間を「今まで生きてた」と言い張る場合。
1)宗教
2)金
のどっちかが理由だろう。

「金」はもちろん亡くなった母親の年金。
死ぬともらえなくなるので、死んでないことにして年金をもらい続けて生活してた、
という事件は今までも何回か起きている。
「葬式の費用がなかった」から放置した、という話もつまりは「金」がらみ。

「宗教」は「生きていると信じれば生きている」というタイプの思い込み。
そういう教えの新興宗教が以前あった記憶がある。
死んだ人間をたたいたり縛ったりして「生き返らせる」のだ。
もちろん「生き返らせる」ために家族は多額のお金を払う。
…この場合、教祖は「金」が理由で「生きている」と主張するのだが、
遺族は「信じれば生き返る、まだ生きている」という教え(宗教)にとらわれているだけ。
精神病があってシゾ系の強い思い込みで「死んでない」と言い張る場合も、
つまりは自分はそう信じているので「信者が自分ひとりの宗教」と解釈される。

「信者が自分ひとりしかいない宗教の信者を狂人と呼ぶ」というのも
京極の本にあった言葉だったな。

「宗教」か「金」かはこの報道ではわからないが、
社会に知られてしまった以上は「犯罪」であることは間違いない。
自然死した親をほっといただけでも犯罪。(死体遺棄罪)
死んだ身内を火葬し埋葬するのは家族の義務だ。
万が一、自分が親を殺したのなら殺人罪だが
(直接手をくださなくても、食事を与えなかったとかね)
白骨になったあとでは殺人かどうかの判断はかなり困難。

追記;身内が亡くなって本当に金がなくて困った場合は以下を参照。

https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1992760426&owner_id=8729247



■自宅に母とみられる遺体を遺棄か 無職の男(53)逮捕「死体は母で、きょうまで生きていた」と容疑否認 遺体は全身白骨化
(TBS NEWS DIG - 10月16日 00:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=8989888
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