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2026年09月29日08:20

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松原照子の「世見」(転載)

本日の世見 2026年9月29日(火曜日)

『医療費』

アメリカでは、盲腸(虫垂炎)の手術を私立病院で行った場合、日本円で599.5万〜816.5万円もかかると言われています。
アメリカの公的医療保険は、65歳以上の高齢者や障害者を対象にした「メディケア」と、低所得者が対象の「メディケイド」しかありません。
また、企業や個人で加入する民間医療保険がありますが、保険会社によって、自己負担の割合や範囲が違い、無保険者が多いのがアメリカで、全年齢層の約8.3%(2025年)が無保険状態です。医療費を決めるのは病院なので、高額になりやすいのです。

一人あたりの医療費支出額の世界一はアメリカです。
サウジアラビアは、公的医療機関である保健省管轄病院に関しては、サウジアラビア人は医療費無料だといいます。
軍事関係者だけの軍病院、王族専門の王立病院もあるようです。

新型コロナウイルス感染症が流行った時の国別死者数を見ると、国の医療体制が見えてくる気がいたします。
新型コロナウイルス感染症の累計死亡者数の世界ランキング(絶対数)を見ると、
1位:アメリカ、2位:ブラジル、3位:インドで、日本は21位でした。
人口100万人当たりの新型コロナ死者数では、
1位:ペルー、2位:ブルガリア、3位:ボスニア・ヘルツェゴビナで、日本は131位でした。

新型コロナウイルスのことは、もうすっかり忘れておられる方も多いとは思いますが、いつまた、あの日の悪夢がやってくるかわかりません。
先進国の中では、日本は人口当たりの医師の数が少ないのです。
人口減少に合わせて、医学部の定員を削減していくべきとの考えもあるようです。

海外旅行に行かれる時は、その国の一人当たり医療費支出額を知っておられるといいかもしれません。
1位:アメリカ、2位:スイス、3位:ドイツ、4位:ノルウェー、5位:オーストリア、6位:オランダ、7位:ルクセンブルク、8位:ベルギー、9位:アイルランド、10位:オーストラリアで、日本は19位でした(2025年資料より)。
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