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2026年09月18日07:13

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クルマ0550 初期の傑作(FERRARI 212)

イギリスでクラシックカーの売買を行っている知人が「チョッとスゴいクルマを取り扱ったよ」とメールを送ってきました。フェラーリ212です。
1947年に創業したフェラーリが1950〜53年に約110台のシャシーを製造した初期の傑作です。

https://share.google/W0CxfdhAU1YgLdI1k

コンペティション用のEXPORT(エクスポルト、27ないし28台)と市販用のINTER(インテル、81ないし82台)がありました。
フェラーリで作られたシャシーはカロッツェリア(コーチビルダー)に送られ、そこでボディが架装されました。
つまり、機械系はフェラーリが作りますが、ボディは専門業者がそれぞれ独自に架装したのです。

エクスポルトは主にTouring(ツーリング)・Vignale(ヴィニャーレ)・Motto(モット)・Fontana(フォンタナ)の4軒のカロッツェリアが敏腕を振るい、簡素なオープン(バルケッタ/スパイダー)と軽量なクーペ(ベルリネッタ)が用意されました。

https://share.google/1RnqzXec4rr0HE52D

https://share.google/scZ5HGmsfB7flwOpx

一方、市販用のインテルはオープン・クーペに加えてカブリオレも架装されました。

https://share.google/PIVfWqbXC1DCTu5qq

https://share.google/O2bstaJml07YcpzOA

フェラーリから供給されたシャシーに取り付けられたサスペンションは、フロントがダブルウィッシュボーン+横置リーフスプリングの独立懸架、リヤがバンジョーアクスルを縦置リーフスプリングで支えるリジッドでした。

そのシャシーに搭載されたエンジンは、Gioacchino Colombo(ジョアッキーノ・コロンボ)設計の水冷V型12気筒OHC2552ccで、出力は130〜175馬力(仕様によって異なります)でした。5段ギヤボックスが組み合わされました。

https://share.google/zuYL5WIwMtdEerwLx

エクスポルトのホイールベースは2250mm、インテルのそれは2600mmですが、全長・全幅・全高はモデルによぅて様々でした。車重は最大で950kg(インテル)ほどだったようです。

ヴィニャーレ製カブリオレのトランク。

https://share.google/searjvsiNLgdVZRMH

ヴィニャーレ製クーペのダッシュボード。

https://share.google/hcm54pWhI2hekF5yF

インテル・カブリオレのダッシュボード
https://share.google/PLrIAD9lsJvUaHDxU

ドライバーのやる気がムンムン沸いてくる洗練されたコクピットですが、パフォーマンス的にも秀でていて、1951年11月20〜25日に開催された第2回カレラ・パナメリカーナ(メキシコ縦断レース)でワンツーフィニッシュを飾っています。

優勝したゼッケン34のPiero Taruffi(ピエロ・タルフィ)/Luigi Chinetti(ルイジ・キネッティ)組のクルマ。

https://share.google/jEJumhZEFjtgHgRR7

準優勝のゼッケン9のAlberto Ascari(アルベルト・アスカリ)/Luigi Villoresi(ルイジ・ヴィロレーシ)組。

https://share.google/yVEAipR30G2H9qGQ6

なお、冒頭に記したイギリスの知人が扱った212は、素晴らしいヒストリーを持ったツーリング製ボディの1952年式インテルで、110万ポンドで販売したそうです。多少やれた(使用感がある)状態だったとか。
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