映画コムより 解説・あらすじ
直木賞と山本周五郎賞をダブル受賞した永井紗耶子による同名小説を、柄本佑と渡辺謙の初共演で映画化したミステリー時代劇。
時は江戸時代。ある雪の降る夜、木挽町の芝居小屋「森田座」のすぐ近くで、美しい若衆・菊之助が父の仇討ちを見事に成し遂げた。その事件は多くの人々に目撃され、美談として語られることになる。1年半後、菊之助の縁者だという侍・総一郎が、仇討ちの顛末を知りたいと森田座を訪れる。菊之助に関わった人々から事件の経緯を聞くなかで徐々に事実が明らかになり、やがて仇討ちの裏に隠された「秘密」が浮かび上がる。
仇討ち事件の真相を追う田舎侍・加瀬総一郎役で柄本佑が主演を務め、森田座で謀略を巡らせる立作者・篠田金治を渡辺謙が重厚に演じる。仇討ちを成した者・伊納菊之助役で長尾謙杜(なにわ男子)、菊之助の父を手にかけ仇討ちされた無法者・作兵衛役で北村一輝、森田座の木戸芸者・一八役で瀬戸康史、森田座の立師・相良与三郎役で滝藤賢一、女形で衣裳方の芳澤ほたる役で高橋和也、小道具方の久蔵役で正名僕蔵が共演。テレビドラマ「忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段」などの時代劇や映画「大停電の夜に」で知られる源孝志が監督・脚本を手がけた。
2026年製作/120分/G/日本
配給:東映
劇場公開日:2026年2月27日
以下個人的感想
速い配信! なんとプライムで観られました。
仇討ちと参勤交代は、謀反者をセーブする為の制度なのか?! 森鴎外作『阿部一族』一族郎党殉死、お家大事や、その他の噺にて感じていました。仇討ちについては、どこにいるのかも知れない仇討ち相手を、探し回り、仇討ちに一生を費やして生涯を全うするなんて、なんと難儀な宿命を背負ってしまうのでしょうかと、子供心に感じておりました。
東映の出だしオープニングは、『東映』の荒波で始まるのですが、あれって波の音とか入っていなかったのですかね?
子供の頃から馴染みのオープニングでしたので、自分の中ではザブーンッ! ドボーンッの怒涛音が入っていると想像し、勘違いをしておりました。
ついに出ました! 美少女に扮した「仇討ちの当事者」が、予告編でも強調するかのように、あの東映時代劇の定番、帯が解け少女が駒の様にクルクル回る見せ場。それも俯瞰動画ですから、感動しました
なんで又渡辺謙が?!森田座の座長に 『国宝』から飛び出して来たみたいに凄みのある演技、必殺仕掛け人かと思えるようでした(笑)
また、脇役の俳優さんが個性豊かな方々ばかりで、かなりふか〜く楽しめました。
ことに高橋和也が演じるは、
森田座の衣裳方で女形の二代目・芳澤ほたるなんですが、脇役で出てくる女性達よりもジンワリと色っぽく、えっ?あんな演技もできる人だったの?っと驚くと共に、最後まで強く印象に残りました。
全てを知った上で、仇討ちを目指す、長尾謙杜(ながおけんと)扮する伊能菊之助に衣装の援助をする場面、その仕草にドキッとさせられましたヨ
濃い顔の北村一輝が、仇討ち役の作兵衛に扮した訳が何故?か分かりました。凄みのある濃い顔でないと、意味がなかったんですね。これは観てからのお楽しみ(笑)
エンディングでは、お殿様お見送りは、一座全員でのお見送り場面です。これも懐かしい東映時代劇を再現されてましたね
ユーモアあり、ヒューマンあり、途中コメディかと思える場面もあり、実に楽しい映画でした。



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