天気予報を聴けば、『今日は雷雨となるでしょう』が長い期間続き、サイズの合わない『突っ張り棒』返品のコンビニ持ち込みが、なかなか出来なかった。
段ボールの大きさは、横幅×奥行き×高さを合計し、170cm以内なので返品できる。
先日、今日しかない!っと覚悟し、暑いが風の強い日、大型の歩行器に乗せて持って行った。
私の場合、車椅子ほどの大きな紳士用の歩行器で無いと、体に合わなかった。
バスには、歩行器とその荷物は乗せられないだろうから、休み休み歩いて行くしかなかった。
太陽が真上の時間、何とか日傘をさして歩いたが、風が強く傘は逆さになりっぱなしだった。
さしている意味がないので、日傘は諦めた。
信号を渡ったら、デイケアの関係者が自転車に乗って帰る途中だった。
長細い荷物を入れて歩行器で歩いている私は、かなり目立つようですぐに気がついてくれた。
「どこに行くの?」
「コンビニに返品に行くんです」
「気を付けてね」
「ありがとう」
デイケアのリハビリに通っている者が、歩行器に荷物を積んで歩いているなんて、多分考えられなかっただろう。
できるだけ日陰を求めて歩いていると、今まで歩いた事の無い反対側の道だった。
越して来てから、忙しない毎日で、何か諸用が無ければ歩かないので、初歩きに近い。
信号を渡れば、目的地はもうすぐだった。
やっと着いた!
だが、観音扉が手動式だった。歩行器ごと入るのは困難で、手こずっていたら通りがかりの好青年がパッと手をさし出してくださり、ドアを開いたままにしてくれた。
泣けるほど感動した

感謝の言葉を伝えると同時に、彼はあっという間に去って行った。
お店の奥の反対側の出口まで行き、特設の機械に受付メールで来たQRコードをかざすと、すぐに返品用の伝票が出て来た。
その伝票と返品物をレジに渡す。
何回かやっていても、いつも緊張する瞬間だ。
レジは居ない。お願いしますと大きな声を出すと、たった一人でアチコチ動き回っていた店員さんが、気持ちよく対応してくれた。
中華系の人のようだ。よくテキパキと動き、日本語も上手、すぐに伝票を入れる封筒を差し出し、それに伝票を入れるように指示して来た。
裏側には、接着剤が付いているので、表面はビニールで宛先も読める。その伝票の1枚は差出人(私)の控えとなる。
これでやっと返品完了、後は返品先から受け取りましたのメールを待つのみだ。
これからお昼、コンビニ仕事は一人で大変だろうなと思いながら、帰る前に有り難い価格、税込97円の『ガリガリ君』が目につき、自分も涼もうと『ガリガリ君』を手にし、又レジに行った。
どこでも『セルフレジ』で、この店のは使用した事がない。また店員さんを呼んだら、すぐに来てくれた。お店によって、セルフレジの使い方が多少違う場合があるのだ。
たった1本の『ガリガリ君』だが「ありがとうございました」と伝えてくれた
ただ、すぐに食べないと溶けてしまう。店は狭く、他店のような食事ができるようなスペースは無い。
外で食べるしかない。ドアを出て看板の横に移動し、歩行器に座って食べた。
ガリガリ君は梨味だった。そばから溶ける税込97円のガリガリ君。
「おいしい!」
店の横に鎮座する私。昼食の買い物に店に入る人、歩道を同僚と歩く人。多くの人達が私には関心も見せずに、素通りして行った。
強く吹く風が、とても気持ちよく感じた。また無関心で歩いて行かれるのも心地良かった。
市川市動植物園の1歳を迎えたパンチくんのように

道行く人をキョロキョロ見回しながら、楽しんでいるような光景かも。
私は猿、無邪気な猿。何も考えないで、人の動きを追って楽しんでいるだけなの(爆)
残念! ガリガリくんはすぐに無くなった。
ゴミは店内のゴミ捨て場に入れるしかない。ベタベタした手は、携帯の汗拭きシートでぬぐい、ついでに顔なども拭いてスッキリした。
いよいよ大変なのは帰りだ。
荷物が無くなり軽くなった歩行器を押しながら、大きな猿は炎天下の中、家路に向かった。
長いつまらないボケ防止用日記を、お読み戴き誠にありがとうございました

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