mixiユーザー(id:9783394)

2026年08月07日07:02

42 view

クルマ0544 世界一周(STEYR100)

本稿0238でシュタイア50を採り上げました。水平対向4気筒984cc(27馬力)を動力とする、最高速度60km/h(遅!)と発表されたRR(リヤエンジン・リヤドライブ)のこの小さなクルマは、Ferdinand Porsche(フェルディナント・ポルシェ)の薫陶を受けたKarl Jenschke(カール・ジェンシュキー)が設計、マイナーチェンジ版のシュタイア55と合わせて1936〜40年に約13000台生産されました。
彼が相前後して手掛けた、シュタイア50とは対照的なFR(フロントエンジン・リヤドライブ)の小型車がシュタイア100(及びエンジンが拡大された200)です。

https://share.google/AvAnRlefNe2q39tsk

生産したのは、オーストリアのオーバーエスターライヒ州シュタイア市のSteyr Daimler Puch AG(シュタイア・ダイムラー・プフ株式会社)です。
この会社は、1864年に設立されたÖsterreichische Waffenfabriks-Gesellschaft (ÖWG、オーストリア兵器製造会社)が1934年10月12日にAustro Daimler(アウストロ・ダイムラー)とPuch(プフ)なる自動車メーカーと合併して誕生したドイツの中堅自動車メーカーです。現在もあります。

シャタイア100のディメンションは、ホイールベース2600・全長4370・全幅1610・全高1550mm、車重950kg。梯子型のガッチリしたシャシーに前後とも横置きリーフスプリングを使った独立懸架のサスペンションを持ちます。
エンジンは水冷直列4気筒1385cc(32馬力)で、フロントに縦置きされて4段ギヤボックスが連結され、リヤを駆動します。

https://share.google/Ck5GDFPBA2Dx2zFPt

観音開きの4ドアを持つセダンは、スペアタイヤを背負ったリヤに独立したトランクはありません。荷物の出し入れは室内から。不便ですね。

https://share.google/VR39dEF7LRJaDQIOq

https://share.google/MVjPlY5WbRPrtKXYR

2ドア・コンバーチブルも用意されていました。

https://share.google/1GoGgqpnYPPoF13ui

https://share.google/hDWfAtyJgKY0QNR0Z

シュタイア100は1936年までに2850台生産された後、全体設計が見直されてエンジン排気量か1498cc(35馬力)に拡大された200となり、1940年まで5040台作られました。

1トン近くもあるクルマながらエンジンは32馬力と非力でした。しかし、ギヤ比がうまく設定されているのでしょう、アルプスの峠道を容易に走破できたそうです。

またオーストリアの冒険家Max Reisch(マックス・ライシュ)が1935〜36年にこのクルマで世界一周しています。その行程に日本も入っていました。

アフガニスタンにて。
https://share.google/8hdME7dXX1XgdwBfL
5 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2026年08月>
日 月 火 水 木 金 土
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031