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2026年07月17日22:05

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助陽類の食薬、エビ

五気六味:温/甘
帰経:肝、腎、脾、肺

はたらき・適応症状

1、補腎壮陽
腎気の虚弱による手足の冷え、足腰のだるさ、骨痛、インポテンツ

2、温陽開胃
冷えによる胃痛、食欲不振

3、托毒通乳
慢性の口内炎、皮膚の慢性潰瘍、腫れ、母乳の出が悪い。

エビの中医学的効能とは?腎を補い、体を温めて活力を養う薬膳食材
エビは、和食や中華料理をはじめ、世界中で親しまれている食材です。プリプリとした食感と豊かな旨味だけでなく、中医学では「腎」を補い、体を温め、活力を高める食材として古くから利用されてきました。

特に、冷えや体力低下、食欲不振などが気になる方におすすめの薬膳食材です。

今回は、エビの中医学的な効能についてご紹介します。

エビの基本性質
五気六味:温・甘
帰経:肝・腎・脾・肺
エビは体を温める「温性」の食材で、冷えによる不調を改善する働きがあるとされています。

また、「甘味」には体を補い、滋養する作用があり、肝・腎・脾・肺の四つの臓に働きかけることで、全身の活力を支えると考えられています。

1.補腎壮陽(腎を補い、活力を高める)
エビの代表的な働きが「補腎壮陽」です。

中医学でいう「腎」は、生命エネルギーを蓄え、成長や老化、生殖機能、骨や筋肉の健康を支える重要な臓とされています。

次のような症状に適しています。

手足の冷え
足腰のだるさ
骨の痛み
インポテンツ(勃起機能の低下)
腎の働きが弱まると、体を温める力や活力が低下し、冷えや腰のだるさなどが現れやすくなります。

エビは腎を補い、体を内側から温めることで、活力ある毎日をサポートします。

2.温陽開胃(体を温め、胃腸の働きを高める)
エビには胃腸を温め、食欲を促進する作用もあります。

次のような症状におすすめです。

冷えによる胃痛
食欲不振
胃が冷えて食事が進まない
中医学では、胃腸が冷えると消化機能が低下し、胃痛や食欲不振が起こりやすくなると考えられています。

エビは胃を温めることで消化機能を助け、食欲の回復をサポートします。

3.托毒通乳(回復を助け、母乳の分泌を促す)
エビには、体の回復を助け、母乳の分泌を促す働きがあるとされています。

次のような症状に用いられます。

慢性の口内炎
皮膚の慢性潰瘍
腫れ
母乳の出が悪い
中医学では、十分な「気」と「血」があることで皮膚や粘膜の回復が促されると考えられています。また、産後の母乳分泌が不足している場合にも、体力を補う食材として利用されることがあります。

ただし、母乳の分泌低下や皮膚潰瘍にはさまざまな原因があるため、症状が続く場合は医療機関で適切な診察を受けることが大切です。

現代栄養学から見たエビ
エビは高たんぱく・低脂質で、筋肉や臓器の維持に必要なたんぱく質を効率よく摂取できる食材です。また、タウリンやビタミンB12、セレン、リンなども含まれており、健康的な食生活に役立ちます。

一方で、エビにはコレステロールが含まれていますが、食事中のコレステロールだけが血中コレステロール値を大きく左右するわけではないことがわかっています。バランスの良い食事の中で適量を楽しむことが大切です。

なお、エビは食物アレルギーの原因となることがあるため、甲殻類アレルギーのある方は摂取を避けましょう。

まとめ
エビは中医学において、

腎を補い、冷えや足腰のだるさ、体力低下を改善する
胃腸を温め、食欲不振や冷えによる胃痛を和らげる
体の回復を助け、母乳の分泌をサポートする
という働きを持つ、栄養価の高い薬膳食材です。

冷えや疲れを感じやすい方や、体力をつけたい方にとって、エビは毎日の食卓に取り入れやすい食材の一つです。旬の野菜と組み合わせた炒め物やスープなどで、体を内側から温めながら健康づくりに役立ててみてはいかがでしょうか。

詳細はこちらへ
https://ameblo.jp/stephen19690326/entry-12972483226.html
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