なぜ受精卵を2つ子宮に戻したのに三つ子になったのか?
それは「子宮内に戻したあとで受精卵のひとつがふたつに分かれたから」です。
つまり「二卵性双胎」になるはずだった2つの受精卵が
「一卵性双胎」と「別な受精卵でできたひとりの子」の三つ子になったものなわけ。
追記;(以下は双子の分類について昔書いた日記)
男女のふたご。
これは絶対に二卵性です。
卵子はX染色体しか持ってないけど、精子にはX精子とY精子があるからね。
母親が出した2個の卵子(どっちもX)が
別々に受精(片方はX精子もう片方はY精子)してそれぞれ子宮に着床したもの。
子宮の中に「胎盤(絨毛膜)」2個、「赤ちゃんの袋(羊膜)」2個の状態。
同じ性別のふたご。
一卵性のことも二卵性のこともあります。
二卵性なら上と同じく2絨毛膜2羊膜。
一卵性なら、3タイプに分かれます。
一卵性の双子ってのは、1個の受精卵がなぜか二つにわかれて
別々な赤ん坊として育つ、ってことですが。
1)2絨毛膜2羊膜
2)1絨毛膜2羊膜
3)1絨毛膜1羊膜
1)は二卵性のふたごと同じ。
受精卵が受精後9から12日目に二つに分かれた場合です。
3)は受精後1から5日目までに分かれた場合で、
胎盤ひとつ、羊膜ひとつです。一卵性の1%くらい。
ひとつの袋に赤ん坊が2人入ってぶつかったりからんだり。
からんだ状態だと下からお産では出てこなくて大変なことに。
胎盤1個からへその緒2本でてるのですが、
胎盤の中の血管が繋がってる可能性が高く、二人の血液バランスが崩れて
「双胎間輸血症候群」というけっこうダメダメな状態が起きる可能性がある。
これは「小さくて多血(全身真っ赤)」「大きくて全身真っ青」な子になり、
どっちの子もいい状態ではありません。
超音波で胎盤内血管の結合部を焼いてしのぎ、
外に出せるならなるべく早く帝王切開で出して保育器で育てます。
2)は胎盤ひとつ、羊膜ふたつの状態、一卵性の20から30%。
別なふくろに入っているので赤ん坊どうしがからまることはないのですが、
胎盤内での血管結合は起きていることがあり、
やはり双胎間輸血症候群のリスクがあります。
さらに追記;
うーんと細かいことを言えば「一卵性のふたご」でも性別が違うこともあります。
たとえば、もともとの受精卵に染色体異常があって、たとえばXXYだとか。
これがふたつにわかれた場合「XX」(女性)、「XY」(男性)になることがある。
「XY」と「XO」とかね。
X染色体ひとつの場合は「ターナー症候群」という病名がつきます。
外見は女性ですが子宮、卵巣の発達が悪く、妊娠率は低いです。
■フリーアナ、不妊治療を経て39歳初産で三つ子を出産「育児は3乗大変」経済的不安も歩む“幸せな日々”
(週刊女性PRIME - 06月28日 07:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=235&from=diary&id=8845609
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