またあの匂いがした。亡き父の命日が過ぎたころだ。
鼻につ〜んとくる父の加齢臭だ。なんとも形容詞しがたい幼少期から知る独特の香り。
夫でも、会社の人でも、私の加齢臭でもない。
数時間まとわりつき、去っていったかのように消えた。数年前にもあった。
でもな〜私も相当疲れていた。父譲りの加齢臭を、私が放っていたならば・・・
やぁ〜〜なんかショック

遺伝するのかな?まさかね〜〜?
改めて思い返すと、父と向き合って話したことはほぼなかったように思う。
何を相談したわけでもなく・・・何を聞かれるわけでもなく・・・
静かに案じてくれていた・・・のかな?と思い馳せる。
そして、今もそうだよとあの匂いが伝えてくれたのだろうか?
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