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2026年06月26日08:43

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松原照子の「世見」(転載)

本日の世見  2026年6月26日(金曜日)

『インディアン』

アメリカ大陸の先住民(ネイティブ・アメリカン)を「インディアン」と呼ぶのは、アメリカ大陸をインドと誤認したコロンブスの発言からだったようです。
インディアンには、多くの謎があるようです。
だってね、彼らは肥沃な平地を避けて、不便としか思えない高地に都市を築いたのですものね。

ミステリアスなインディアンを、あなたはどのように思われますか?
インディアンたちは、自然界には多くの精霊が存在していると考えてきました。
その精霊たちは、人間と神との中間に存在する「カチーナ」と呼ばれ、インディアンにとっては最も大切な精霊なのです。
私たちは今、インディアンの生き方を学ぶ時だと思っています。
カチーナは、人間に人生を生きるための援助と導きを与えてくれて、人間の祈りを神に伝える媒介者なのです。
「カチーナは地球にある物全てに宿る」とインディアンは信じており、知られているだけでも300種類もあり、「生前に偉大な業績を上げた人」「人々に強いインパクトを与えた人」は、死後もカチーナとしてインディアンの歴史に残り、家族を守る神として人形に形を変えて崇められているのです。

インディアンのホピ族には、「ココペリ」という精霊を信仰する神話もあるようです。
男たちが山の峰で巨大な鷲と出会いました。
そして、その鷲に土地に住む許可を願うと、鷲は「お前たちの強さを試して、それに合格したら住んでも良い」と言い、一本の矢を一人の男の足に近づけました。
その男は瞬き一つせずに鷲を見ると、鷲は矢で男の体を射抜いたのです。
男は矢が刺さったまま、笛を取り出し、美しい音色を奏でたのです。
すると鷲は彼らに住む許可を与え、「創造主に話しかけたい時には、いつでも鷲の羽を使うように」と告げたのです。

インディアンの羽の被り物には、このようなお話があったのですね。
インディアンたちは、巨大なピラミッドも荘厳なカテドラル(大聖堂)も建造しませんでした。
インディアンの生き方に、私は拍手を贈りたくなります。


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