何かの理由でだんだん腎機能が悪くなっていく患者さんがいたとして、
完全に腎機能が失われれば死ぬことになるので、
その前に「どういう治療を受けるか」を決めなくてはならない。
腎臓の機能を何か他の方法で代替するから「腎代替療法」と言う。
中身は血液透析、腹膜透析、腎移植、の3つ。
それぞれどんな方法か、どんなメリットデメリットがあるか。
患者に説明し理解してもらい、納得の上で選んでもらう。
この「説明」をするのが「腎代替療法指導士」の役割。
看護師がこの資格をとって説明にあたることが多い。
この「個人情報」を持ち出した看護師は、この資格を持っているか、
この資格を取るために勉強中だった可能性がある。
同じ病状でも患者の事情はさまざま。
しかも「いずれ腎が全く機能しなくなる」と言う前提での話なので
患者にとっては楽しい話ではない。
説明の仕方も相手によって工夫しないと理解できないだろうし、
その説明で患者がどう納得し何を選択するか、経験を重ねてこそ
次の患者により丁寧なわかりやすい説明ができるというものだ。
この看護師は、腎代替療法の指導の反省か勉強を
家でも行うために患者情報を持ち出したのではないだろうか。
熱心なことですなぁ。
でももちろん、ダメですよ。
医療者には守秘義務があるので、患者の個人情報は守らなくてはならない。
勤務先の病院施設のPCならそれなりのセキュリティがかかっているはずだ。
個人のPCは?
そりゃ個人にもいろいろあるけど、どう考えても
贅沢にお金かけてセキュリティの専門家を顧問にしたりしてないでしょ。
セキュリティの甘い個人所有PCに患者情報を保存するのは
医療人の守秘義務を十分に果たせない可能性がある。
そんなことをやらかす人間に、医療人たる資格はない。
看護師免許は、罰金刑以上の刑罰を受けた場合「取り消し」になる場合がある。
医師免許と同じだ。
患者1365人分の個人情報漏えいか 看護師が私物PCに情報保存→サポート詐欺被害に 藤田医科大学病院
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=32&from=diary&id=8813784
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