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2026年05月10日09:47

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松原照子の「世見」(転載)

本日の世見  2026年5月10日(日曜日)

『森林と海』

今日は「母の日」です。
私は今日、母が暮らす仏壇に、母の大好物の「スーパードライ」と、甘い物をプレゼントしようと思っています。

20世紀初頭のアメリカで、母親の命日である5月9日にカーネーションを配ったことから、母親にカーネーションを贈って感謝を伝えるこのことが世界中に広まりました。
日本の母の日は、戦前は、“母の象徴”と言われた香淳皇后(昭和天皇の皇后)の誕生日の3月6日でしたが、戦後はアメリカと同じ5月の第2日曜日になりました。

母親のいない人など、誰一人としておりません。
私も娘がいる母親の一人ですが、私の育ての親は、天高い場所で私を見てくれていることでしょう。
私は、産んでくれた母親のことを思い出すことはできませんが、カーネーションの花に思いを込めて、二人の母親に「ありがとうございます」と言いたいと思います。
人類にとっての親は、地球です。
地球の大地は、母かもしれません。
現代、地球で暮らす人類は「最も大切なことを忘れかけている」、 このように思うのです。

昔の漁師さんたちは、海で暮らす魚介類に感謝心を込め、魚介類を増やすために、湖岸の森林を守ることが、どんなに大切かを知っていました。
「魚つき林」こんな言葉を知っている人って、もういないかもしれません。
「魚つき林」とは、湖岸の森のことです。
森の栄養は、海の生物を育てているのです。
地球さんには、酸素、ケイ素、アルミニウム、カルシウム、ナトリウム、マグネシウム、カリウムそして鉄、この8つの元素が地殻の構成元素の99%以上もあります。

あなたが住んでおられる河川水にも元素があり、海へと運んでくれていますが、森が減ると海は元気がなくなります。
日本海側、特に北海道では、岩石や岩盤が病気になっている、こんな思いがして悲しくなります。
今のままなら、海が砂漠になる日は近い――。
森林の大切さを忘れないでほしいと思います。


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