五気六味:平/苦
帰経:脾、胃
はたらき・適応症状
1、清肺化痰止咳
熱邪による咳、喘息、粘り気のある痰、喀血、鼻血、のどの渇き
2、和胃降逆
胃熱による吐き気、げっぷ
咳と胃の不調にやさしく寄り添う――「枇杷葉(びわよう)」の薬膳的効能
枇杷の葉は、古くから咳止めや胃の不調に用いられてきた生薬で、肺の熱を冷ましながら痰を取り、さらに胃の気の逆流を整える働きを持ちます。呼吸器と消化器の両方にアプローチできるのが特徴です。
◆ 五気六味からみた枇杷葉
五気:平
極端に体を冷やしたり温めたりせず、穏やかに作用します。
六味:苦
苦味には、熱を冷まし、余分なものを下へ降ろす働きがあります。
帰経は 脾・胃。
消化器を中心に働きながら、肺の熱にも影響を与えます。
◆ 1.清肺化痰止咳 ― 熱による咳や痰に
体に熱がこもると、咳や粘り気のある痰が出やすくなります。
枇杷葉は肺の熱を鎮め、痰を取り除くことで呼吸を整えます。
熱邪による咳
喘息
粘り気のある痰
喀血、鼻血
のどの渇き
乾燥と熱が重なった状態にも適しています。
◆ 2.和胃降逆 ― 胃の不快な逆流を整える
枇杷葉は、胃の気が上に逆流する状態を抑え、下へと整える働きがあります。
胃熱による吐き気
げっぷ
胃のムカつきや不快感を和らげ、消化の流れをスムーズにします。
◆ 日常での取り入れ方
枇杷葉は、乾燥させて煎じ、お茶として飲む方法が一般的です。
咳や胃の不調を感じるときに取り入れると、その働きを実感しやすくなります。
◆ おわりに
枇杷葉は、

肺の熱を冷まし、咳や痰を和らげる

胃の逆流を抑え、吐き気を整える
という働きを持つ、呼吸器と消化器の両方を支える生薬です。
咳や痰、胃のムカつきが気になるとき、枇杷葉のやさしい力を日々の養生に取り入れてみてはいかがでしょうか。体の内側から、穏やかに整えてくれるはずです。
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https://ameblo.jp/stephen19690326/entry-12964191154.html
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