太平洋戦争中に実在した駆逐艦「雪風」の史実をもとに、戦中から戦後、さらに現代へとつながる激動の時代を懸命に生き抜いた人々の姿とその運命を、壮大なスケールで描く。さまざまな資料を基に映画オリジナルの登場人物として生み出された「雪風」艦長の寺澤一利を竹野内豊が演じる。
太平洋戦争下、数々の激戦を最前線で戦い抜き、ほぼ無傷で終戦を迎えた駆逐艦「雪風」。軽量で機動性に優れていることから、艦隊の先陣を切って魚雷戦を仕掛け、対空戦闘によって戦艦や空母といった主力艦を護衛するのが駆逐艦の役目であり、「雪風」は任務を果たしながら、幾多の戦場を生き抜いていく。そして、最後まで戦場に留まり、沈没する僚艦から海に投げ出された仲間たちを救助して帰還することも多く、時には敵兵にも手を差し伸べた。「雪風」は戦うために出撃しながらも、最後は必ず人を救って戻ってくることから、「幸運艦」「不沈艦」と称された。
アメリカをはじめとする戦勝国からも讃えられた「雪風」の雄姿を、史実に基づいたフィクションとしてよみがえらせる。主演の竹野内のほか、玉木宏、奥平大兼、當真あみ、田中麗奈、益岡徹、石丸幹二、中井貴一ら、そうそうたる顔ぶれのキャストが結集。監督は「聯合艦隊司令長官 山本五十六 太平洋戦争70年目の真実」「空母いぶき」の助監督を務めた山田敏久。脚本も同じく「空母いぶき」などを手がけた長谷川康夫が担当。(映画.comより)
<2025年8月17日 劇場鑑賞>
私が「雪風」を認識したのは、他にもれず「ゴジラ−1.0」から。そんな幸運艦があったとは全く知らずに生きて来て、しかもこの「ゴジラ」があれほど名作ではなかったら、スルーしていたかもしれません。映画はフィクションとのことで、またメインとなる艦長・竹野内豊が映画オリジナルのキャラだったと言うことで、そんなこと、言われなければすべて実話だと信じていたところでした。竹野内氏も名演でしたね。もちろん、玉木氏も、若い人々も。なかなかにムネアツな映画でした。
太平洋戦争は、起きるべくして起きてしまった戦争。こういう映画を見るにつけ、戦争の悲しさをひしひしと感じてしまいます。母は息子を戦争で死なせるために産み育てるわけではありません。多大な愛情で慈しんで育てるのです。なんで戦争で若い命を失わなければならないのですか。「最後の一人まで助ける」そういう駆逐艦があったなら、私も従軍したい。非力でも、小さい分、どんな洞穴にでも入って若い人を救助してみせる(海上では関係ないか・・・)。国力を維持することも大事だけれど、やはり守るべきは人の命。将来の国をしょって立つのは若い人たちですから。
雪風は、戦後復員船として働き、その後賠償艦として台湾に引き渡されたそうです。台湾でも15年くらい(?)働いて、その後解体された(あるいはその予定だったけど、その前に台風に遭って沈んでしまった)ようです。もうないってことですよね。レプリカくらいはあるのかな。ともかく、映画を見れてよかったです。勉強になりました。
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