カイシャの建物に修繕が入ったため、立ち合いで休日出勤。
シャチョウ室にいるだけで、俺がやることは特にない。工事の状況とか、保険屋さんとの折衝について、工事会社の人と話をしたくらい。
このところ忙しかったし、追われていた仕事については一通り区切りはついたと思うので、ここであえて仕事をする気はない。
工事会社の人がシャチョウ室をノックしたときは、うとうとしてたくらいで、一瞬、自分が何をしていたか、どこにいるのかわからなくなった。
「お休みの日に、申し訳ないです」
工事会社の社長さんは言ってくれるが、出勤していなかったとしたら、息子の野球の送迎に駆り出されていた。
うとうとなんてしていられなかったと思うと、骨休みになっているくらいだ。
まぁ、かわりに送迎に行った妻は、
「土曜日は、自分の仕事しなくちゃいけない日なのに」
と、ぼやいていたけど。
妻は、スタメンとれないshu-2のありように物足りなさを感じてるんだよね。
やるなら、レギュラーとらんかぃ!、ってね。
そういう姿勢を否定するつもりはないが、shu-2をみていて手を抜いている雰囲気はない。たんたんと、でも真面目に打ち込んでいると思う。
3年生になってからは、俺がジョギングが帰ってきた音に目を覚ますのか、それから自分で起きて素振りに出るくらいだ。
レギュラーをとれないと悔しい、必死でやる、という雰囲気はない。
でも、だからといってイヤイヤやっているわけでもなく、自分から動いている様子は感じられる。
内心どう思っているのかは知らないが、こつこつ積み重ねる楽しさとか、そこにいて空気を感じている面白さというのはあると思うんだよね。
一等賞とか、レギュラーみたいな形はみえないにしてもさ。
俺が毎日走ったり筋トレしたり、本を読んだりするのも、別に何かほしいものがあってやっていることではないから。
俺自身、子どものころ父から、もっとものごとに必死で向かえ、的なことは言われていたからなぁ。
血筋といっては、shu-2の人格を軽くみているかもしれないが。
そういう姿勢で、でも本人は一所懸命やっているということは理解できる、ということで。
そんなことを思いつつ、骨休みの時間を過ごすことができた。
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